WTI原油、21年平均価格は60ドルへ BOAが予想引き上げ

バンクオブアメリカ(BOA)は21年WTI原油とブレント原油の平均価格についてそれぞれ1バレル=60ドルと63ドルになると予想。従来の見通しから引き上げた。石油輸出国機構(OPEC)の最近の協調減産を修正の理由に挙げている。

バンクオブアメリカ(BOA)は2021年のウェストテキサス・インターミディエート(WTI)北海ブレント原油の平均価格についてそれぞれ1バレル=60ドルと63ドルになると予想。従来の見通しから引き上げた。石油輸出国機構(OPEC)の最近の協調減産を修正の理由に挙げている。

従来のWTIとブレントの21年の価格予想はそれぞれ57ドルと60ドルだった。

また22年のWTIとブレントの価格予想についてはそれぞれ57ドルと60ドルとし、従来の52ドルと55ドルから引き上げた。

原油市場の需給について、21年は日量130万バレルの不足を見込む一方、22年には同17万バレルの余剰を見込んでいる。

需要は20年に前年比で同870万バレル減少した後、21年に同約600万バレル回復する見通しという。21~23年には同900万バレル以上増加すると見込んでいる。

供給はOPECについて21年に前年比で同80万バレルの増加、22年に同210万バレルの増加を見込む。

OPEC非加盟産油国については、21年に同100万バレル以上の増加、22年に同200万バレル増加を予想している。

米国の供給は21年に同20万バレル未満にとどまるとみる一方、22年に天然ガス液(NGL)に対する旺盛な需要を背景に同100万バレル超の増加を見込んでいる。

一方、価格の100ドルへの上昇の可能性については、需要がより広く回復するまで待つ必要があるとの見方を示した。

足元の原油価格

16日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)でWTI先物で期近の4月限は前日比0.59ドル安の64.80ドルで引けた。

また、インターコンチネンタル取引所(ICE)で北海ブレント先物で期近の5月限は0.49ドル安の68.39ドルで終えている。


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