パランティア株をキャシー・ウッド氏のアークが取得、株価急伸

19日の米株式市場でパランティアが急伸した。キャシー・ウッド氏率いる米資産運用会社アーク・インベストメント・マネジメントによる同社株の取得が明らかになったことが材料視された。

ビッグデータ解析を手掛ける米パランティア・テクノロジーズ<PLTR>が19日の米株式市場で急伸した。著名投資家キャシー・ウッド氏率いる米資産運用会社アーク・インベストメント・マネジメントによる同社株の取得が明らかになったことが材料視された。

パランティアの終値は前日比3.83ドル(15.22%)高の29.00ドル。一時、19.03%高の29.96ドルまで上昇した。

アークの旗艦ETF「アーク・イノベーションETF」は18日、パランティア株527万4700株を取得した。また、これより前の15日にはネットサービスに特化して投資を行う「アーク次世代インターネットETF」が同社株156万200株を取得している。アークが顧客に電子メールを介して示したデータをメディアが伝えた。

パランティア株は10日から6営業日続落しており、下落局面でアークは買いを入れている。

パランティア株が下落した主な理由は、ほぼすべての株式のロックアップ期間が18日に終了することによる需給悪化への懸念。同社が2020年9月にニューヨーク証券取引所に直接上場を果たした後、株式の約80%が大株主の株売却を制限するロックアップの対象となっていた。

さらに、16日に20年10~12月期決算を発表した際、21年度通期の増収率見通しが市場予想を下回ったことも下げに拍車をかけた。

投資姿勢を評価

ウッド氏は先週出演した米テレビ番組で、パランティアは将来に向けて積極的に投資をしているとし、われわれは目先の利益よりも積極的な投資を望んでいると述べている。

また、防衛や情報セクターにおいては国の機関が最重要イノベーションを起こすことが多いとし、パランティアの売上高の主な源泉が政府関係機関であることについて懸念はないと語った。

パランティアは米国防総省が最大顧客の1つであることで知られている。


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