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サンバイオの今期赤字額見通し、予想より小幅に 株価一時9%高

18日の株式市場でマザーズ上場の創薬ベンチャーであるサンバイオが大幅高となった。22年1月期の赤字額見通しが市場予想よりも小さく、安心感が広がった。

18日の東京株式市場でマザーズ上場の創薬ベンチャー、サンバイオ<4592>が大幅高となった。2022年1月期の赤字額見通しが市場予想よりも小さく、安心感が広がった。

終値は前日比124円(7.91%)高の1691円。一時、9.38%高の1714円まで買われ、今月2日以来の高値を付けた。

サンバイオは17日の取引終了後、22年1月期の連結最終損益が58億7700万円の赤字となる見通しと明らかにした。市場は赤字額が60億円程度になるとみていたが、これよりも若干小さく、安心感が広がった。

21年1月期の連結最終損益は33億8500万円の赤字だった。

サンバイオは目下、再生細胞薬「SB623」の慢性期外傷性脳損傷(TBI)プログラムについて、再生医療等製品として国内での製造販売の承認申請をめざしている。

当初は承認申請の目途を21年1月期中としていた。しかし、20年12月に遅延の公算が大きいと明らかにし、当局との継続的な相談や承認申請に必要な資料の準備などに時間を要していることを理由に挙げた。

目下のところ、「先駆け審査指定制度」の枠組みにおいて当局と協議をしており、今後、承認要件(市販後調査、適正使用推進など)が決まり次第、販売体制や詳細を詰めるという。また、現在、パートナー企業や自治体と連携し、TBI患者に早期に貢献できる準備を進めているとしている。

先駆け審査指定制度は、早期の治験段階で著明な有効性が見込まれる革新的な医薬品について優先的に審査をする制度。指定により申請予定資料の事前評価で、対象品目専用の先駆け総合評価相談を受けられる。同社は19年4月、SB623のTBIプログラムにおいて同制度の対象品目の指定を受けたと発表した。

国内メディアは、SB623の国内での申請は今年の夏ごろで、発売は23年1月期以降と想定されるとのアナリスト予想を伝えている。


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