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原油価格は22年に一段高に、ブレントは一時100ドルも 需給逼迫続く—BOA

原油市場では需給の逼迫が継続し、価格は2022年にかけて一段と上昇する可能性がある。バンクオブアメリカは北海ブレントが一時1バレル=100ドルを付ける可能性があると分析した。

原油市場では需給の逼迫が継続し、価格は2022年にかけて一段と上昇する可能性がある。バンクオブアメリカ(BOA)は北海ブレント原油が同年に一時1バレル=100ドルを付ける可能性があると分析した。

BOAは21日付のリポートで、ブレント原油の平均価格が21年に68ドル、22年に75ドルになると予想した。

ブレント原油が最後に100ドル台で取引されたのは14年9月のこと。

21日のインターコンチネンタル取引所(ICE)で北海ブレント原油先物の期近の8月限は前週末比1.39ドル(1.89%)高の74.90ドルで取引を終えた。16日に一時、74.96ドルまで上昇し、2019年4月以来約2年2カ月ぶりの高値を付けていた。

それによると、コロナ禍後の景気回復により原油の需要が増加する一方、環境問題により原油の生産への投資は阻まれている。今後1年半にわたり、需要の伸びが供給の伸びを上回る見通しという。

原油の需要増の背景に、この1年余りの行動制限により旅行需要が累積していることや、消費者が移動において公共交通機関よりも自家用車での移動を選好するようになっていることを挙げている。

また、米国の在宅勤務者が自動車を頻繁に使用する傾向にあることも、原油消費の増加につながっているという。

一方、投資家が環境に対してより敏感になるなか、原油の生産への投資は抑制されるという。

それでも、今後の価格の上昇に呼応する格好で米国のシェールオイル業者が増産に踏み切ることが見込まれ、23年には需給は和らぐ公算が大きいという。ブレント原油の23年の平均価格は65ドルになると予想している。


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