ファーマフーズ、抗体医薬で田辺三菱とライセンス契約 一時14%高

27日の東京株式市場でファーマフーズが大幅に反発。一時、14%高となった。抗体医薬について田辺三菱製薬と独占的ライセンス契約を締結したことが材料視されている。

27日の東京株式市場でファーマフーズ<2929>が大幅に反発。一時、14%高となった。抗体医薬について田辺三菱製薬と26日に独占的ライセンス契約を締結したことが材料視されている。

2部上場のファーマフーズは午後2時現在、前日比318円(13.76%)高の2629円で推移している。一時、14.19%高の2639円まで買われ、約6週間ぶりの高値を付けた。

ファーマフーズが26日の取引終了後に発表したリリースによると、両社は2018年10月から自己免疫疾患に対する抗体医薬品の創製に向けた共同研究を行う中で、開発候補抗体を取得した。今回、独占的ライセンス契約を締結することで、この開発候補抗体の製造、開発および販売を全世界で独占的に実施する権利をファーマフーズは田辺三菱製薬に付与する。

独占的ライセンス契約の締結に伴い、ファーマフーズは田辺三菱製薬から契約一時金として3億2000万円の支払いを受ける。また、開発段階に応じた開発マイルストーン、ならびに製品の上市後の全世界における販売額に応じたロイヤルティと販売マイルストーンの支払いも受けることになる。

ファーマフーズによると、自己免疫疾患領域は、抗体医薬品の主たる市場であり、自己免疫疾患に対する抗体医薬の19年度の世界市場の規模は5兆円。

ファーマフーズは、契約一時金の3億2000万円を21年7月期に計上する。同社の21年7月期以降の連結業績に与える影響は他の要因も含め精査中であり、マイルストーン収入等による連結業績の見通しに大きく影響を与える場合は速やかに開示するという。

田辺三菱製薬は20年1月17日開催の取締役会で、特別支配株主である三菱ケミカルホールディングス<4188>による同社株式に係る株式売渡請求を承認することを決議し、これにより同年2月27日をもって上場廃止となった。


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