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注目のドローン関連銘柄と取引のポイント

日々進化するドローンの技術は投資家からも注目されています。投資家が見ておくべきドローン関連銘柄リスト、および最初にポジションを建てる前に知っておきたいポイントをまとめました。

注目のドローン関連銘柄リスト


価格の上昇を見越して買いポジションを建てるか、または下落時に売りポジションを建てるか。どちらにおいても投資家の間で人気が高まっている「ドローン関連銘柄」を順不同でまとめました。

ドローン技術の発展からエクスポージャーを得るにはいくつかの異なる方法がありますが、大きく2つに分けられます。ソフトウェア・ハードウェアに関わらずドローンを製造する会社か、ドローン技術から利益を得ている会社を通じたものです。

AeroVironment Inc (AVAV)

AeroVironment Inc (AVAV)​は、政府機関に対する無人航空機(UAV)の供給に注力している防衛ドローン製造業者です。これは、ドローンを主な事業ラインとしている企業の1つです。

AeroVironmentは2007年2月にNASDAQ証券取引所に上場し、その株式は一株当たり17ドルで取引を開始し、新規公開株(IPO)は総額1億1,390万ドルにまで上りました。2018年の終盤には株式相場の急落により64ドルまで減少してしまいましたが、2018年9月、AeroVironmentの株式は1株当たり116ドルの最高値に達しています。

NASDAQは、AeroVironmentは5年間、年間平均25%の成長率での成長を予測されていると発表しました。1 しかし、特に製品の売上が減少し、AeroVironmentの売上総利益が7%減少したとの報告がある中で、この状態が持続可能であるかどうかは依然として不明です。2

2019年には、米国政府のドローンに対する予算配分は増加すると予想されています。すべてがAeroVironmentに充てられるわけではありませんが、同社は米国ペンタゴンの小型ドローンの最大供給企業の1社として、後方から成長を経験することができました。

Sony Corp ADR (SNE)

Sony (SNE) は、テレビやゲーム機などの電子機器で有名です。2015年、Sonyは東京を本拠地とするロボティクス企業のZMP Incと共同で、Aero Senseと呼ばれる合弁会社として商業用および小売用のドローンを開発することを発表しました。

この発表後、8月上旬には24ドルだったSNE株は、月末までに28ドルまで上昇しました。製品の発売以来、世界中のアマチュア写真家がAero Senseのドローンを愛用するようになりました。

しかし、Sonyのドローンの成功が、同社の株価に影響を与える唯一の要因ではありません。そのため、投資家は売買の機会を検討する際に、ソニーの全体的な健全性を意識し続けることが重要です。

NVIDIA (NVDA)

NVIDIA (NVDA) は、おそらくビデオゲーム用のグラフィックプロセッサの開発でよく知られていますが、ドローンの人工知能(AI)ソリューションも扱っています。多くの企業がAI分野の一端を争っていますが、NVIDIAはすでにマーケットで定着しています。

NVIDIAのAIテクノロジは、無人自動車の駆動を目的としていましたが、ドローンの生産に使用されるまで、多くの投資家に気付かれませんでした。2017年3月、同社はドローンなどの「エッジデバイス」(データフローを制御するハードウェア)に搭載するためのプラットフォームの出荷を開始しました。同年9月までに、中国の小売大手JD.comとゼネラルエレクトリック社のAvitasは、ドローンを操作するためにNVIDIAのテクノロジの使用を開始しました。そしてJDは部分的にWal-Martの子会社であるため、ビジネスにより広いマーケットへの道をもたらすことができます。

しかし、2019年1月のプレスリリースによると、同社は第4四半期(Q4)の売上高22億2,000万ドルを見込んでおり、これは前回の27億7000万ドルの予測よりも18.5%少なくなっています。3 発表によると、NVIDIAの株価は19%下落し、2018年10月の過去最高の277ドルより51%低い1株当たり133ドルの最低値に達しました。

Amazon (AMZN)

オンライン小売大手のAmazon(AMZN)は、荷物の配達にドローンを使用する計画を発表した2013年12月、最初にドローンテクノロジへの関心を表明しました。このサービスは「Amazon Prime Air」という名称がつけられました。当時、多くの人が最高経営責任者(CEO)であるJeff Bezosの計画はサイエンスフィクションのものだと思っていましたが、ドローンの技術が進歩し続けるにつれ、他の会社はトレンドに飛びつき、ドローンの試験を開始しました。

Amazonはドローンのハードウェアおよびソフトウェアの製造には関与していませんが、ドローンが商用配送として認められれば、その恩恵を享受することができます。このサービスにより配送コストを下げることが可能であり、会社の利益増加につながると考えられます。そのクラウドコンピューティングサービスは、UAVのストレージシステムとして使用されるようになるにつれて、ドローンテクノロジの台頭からも恩恵を享受できる可能性があります。

Amazon Prime Airはまだ実を結んでいませんが、Amazonがその未来的な配送サービスをはるかに超えていることは言うまでもありません。同社は、eコマース、動画配信サービス、クラウドコンピューティングの分野で成功を収めています。

2018年9月、AMZNの株価は史上最高の2,050ドルに達し、同社の評価額は1兆ドルを超えました。しかし急速な成長は会社の評価に対する懸念を引き起こし、Amazonの株価は株式相場の急落の間に下落しました。AMZNの株は、2019年1月の時点で1,620ドル台前後で取引されていました。

Microsoft (MSFT)

Microsoft (MFST) はクラウドコンピューティング市場の大手企業であり、AzureプラットフォームやクラウドベースのOffice 365プログラムを含む幅広いサービスを提供しています。

Microsoft Azureは常にクラウドテクノロジー市場の限界を押し上げ、ドローンテクノロジーへと導いています。 Microsoftは2018年5月、民間のドローンおよび航空写真テクノロジ企業であるDJIと戦略的提携を結ぶことを発表しました。この提携により、商用ドローンテクノロジの力とMicrosoftのAIおよびクラウドコンピューティングサービスを組み合わせたソフトウェアキットがリリースされる予定です。

Microsoftの株価は2018年5月から9月までの間に97ドルから最高114ドルまで17%以上上昇しましたが、その年後半の株式相場の急落の間に下落しました。これらの多数の企業と同様、Microsoftのビジネスはドローンだけに焦点を絞っているわけではないため、株価を予測する際は多面的なビジネスモデルを考慮に入れる必要があります。

ドローン関連銘柄投資をする前に知っておきたいこと

ドローン(またはUAV)の市場は、2025年までに130億ドルに達すると予想されています。4 英国だけでも、2030年までに7万6,000台のドローンが稼働すると推定されています。5

ドローン産業が発展し続けているため、ビジネスや公共サービスはこれによる影響への適応を急いでいます。軍は何年もの間取り締まりや監視の目的でドローンを使用してきましたが、近年は民間での使用が増加しており、その用途には人道的活動、商業的活動、科学的活動およびレクリエーション活動が含まれています。

ユーザーの責任問題や、健康への影響、安全性に関する懸念のために、ドローンに関する報道は多くが否定的なものでした。たとえば、2018年のクリスマス期間中、ドローンがロンドンのガトウィック空港の空域を飛んでいるのが発見されたニュースがありました。単に規制を強めることは、ドローン部門の成長に影響を及ぼす可能性を含んでいるため、ドローン技術に対する世間の認識はドローン業界の健全性を評価する上で重要な要素です。

ドローン関連銘柄でポジションを取る方法

ドローン関連銘柄のエクスポージャーを得るには、「投資」と「取引」の2つの方法があります。どちらを選択するかは、ご自身の戦略と、使える時間、利用可能な資産によって決定します。

ドローン関連銘柄への投資方法

業界を長期的に見たい場合は、ドローンブームに関わる会社の株へ投資をすることが考えられます。

ドローン関連株への投資は、株価が上がることを想定して前もって全額買いポジションを建て、後日売却して利益を出すことを含みます。会社の現物株の受け取りに加えて、株主の権利や配当が支払われれば、それらも受け取ることができます。

ドローン関連銘柄の取引方法

あるいは、CFDなどのデリバティブ商品を通じて、ドローン関連銘柄の価格を推測することもできます。一般的にトレーダーはマーケットを短期的に見て、より小さく頻繁な市場の動きから利益を得ようとします。

マーケットの低迷は、投資家にとっては懸念の材料になる可能性がある一方で、トレーダーにとっては空売り株のチャンスとなる可能性があります。 ドローン関連銘柄を取引する際には、株式の所有権を得ることはなく、これは価格が下落していても、上昇していても、どちらの局面からも利益を得ることができることを意味しています。

CFD取引もレバレッジ商品であるため、完全なマーケットエクスポージャーを得るために必要となるのは、少額の初回入金額のみです。少ない元手から利益を拡大することはできますが、同様に損失も拡大する可能性があるため、レバレッジは資金を大幅に増加または減少させる可能性があります。そのため、ドローン関連銘柄の取引を始める前には、適切なリスク管理戦略を立てることが重要になります。

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1 Nasdaq, 2019
2 AeroVironment Inc, 2018
3 NVIDIA, 2019
4 Statistica, 2018
5 PwC, 2018

作成日 : 2020-01-07T08:59:00+0000


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