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原油価格、上昇見通し強まる 一時91ドル ホルムズ海峡再封鎖で急騰

WTI(5月渡し)は前週末比8%超の急上昇。イランがホルムズ海峡の再封鎖を表明し、緊張が再燃した。和平協議の開催も危ぶまれている。

原油価格、上昇見通し強まる 一時91ドル ホルムズ海峡再封鎖で急騰 出所:Adobe Images

原油価格が急騰した。原油先物市場の指標価格であるWTI(5月渡し)は日本時間20日朝、一時、1バレル=91ドル台まで上昇。前週末のニューヨーク市場終値から8%超の値上がりとなった。WTIは17日にイランがホルムズ海峡の期限付き開放を表明したことで11%超の値下がりをみせていたが、イランは18日になって海峡の再封鎖を宣言。さらにイランによるホルムズ海峡周辺の船舶への攻撃や米国によるイラン船の拿捕も伝わっている。こうした中、ドナルド・トランプ大統領はイランの発電所などへの攻撃を改めて示唆する一方、イラン側は20日の開催が見込まれていた和平協議の開催に否定的な立場のようで、緊張が再燃した。WTIは21日にも期限が切れる2週間の停戦合意前には117台ドルまで上昇する場面もあり、今後、足元の原油価格にかかる上昇圧力が強まっていく展開も考えられる。

WTIは一時91.20ドル 前週末比から8.77%の急上昇

WTI(5月渡し、WTI原油)は日本時間20日午前10時44分段階で1バレル=89.00ドルで取引されている。ブルームバーグによると、週初めの取引開始直後の午前7時には91.20ドルをつけた。3月10日以来の安値だった前週末の終値(83.85ドル)との比較では、8.77%高の急騰といえる。

WTIの推移と主な出来事のグラフ

ホルムズ海峡の開放は翌日には再封鎖に 米国とイランがともに強硬姿勢

WTIが前週末終値段階で大きく下落したのは、7日に2週間の停戦で合意していた米国とイランの和平への期待が高まっていたため。両国の和平協議が20日にパキスタンで開かれる見通しが報じられる中、イランのアッバス・アラグチ外相が17日、親イラン組織ヒズボラが拠点を置くレバノンとイスラエルの停戦が続いている間は、ホルムズ海峡が民間船舶に対して「完全に開放される」としたことが材料視された。

ただ、米イラン和平への楽観ムードは18日には一転している。イラン国営通信によると、イラン軍は18日に「ホルムズ海峡の管理は元の状態に戻る」と宣言。イラン軍は米国側がイランに対する海上封鎖を続けていることを問題視している。また、イギリス海事貿易機関(UKMTO)は18日、ホルムズ海峡周辺でコンテナ船が飛翔物による攻撃を受けたと公表した。これを受けて、トランプ氏は米国東部時間19日朝、自身のSNSトゥルースソーシャルへの投稿で、「停戦合意への完全な違反だ」とイラン側を批判。さらにトランプ氏は19日午後の投稿では、米軍による海上封鎖を抜け出そうとしたイランの貨物船を拿捕したと明かした。

イランは和平協議開催に否定的か 停戦期間の終了後には緊張がさらに高まる見通し 

こうした中、両国による和平協議の見通しは一気に暗くなった。トランプ氏は19日朝の投稿で、米国の代表団が「明日の夕方には和平協議のためにパキスタンに到着するだろう」と言及すると同時に、イランが和平に応じなければ「米国はイラン国内のすべての発電所とすべての橋を壊滅させるつもりだ」と圧力を強めている。一方、英国メディアによると、イラン国営通信は19日、米国がイランに対する海上封鎖を続けている中では、「生産的な協議への明確な期待を見通すことはできない」とした。

トランプ氏が米国東部時間7日夕方に発表した、米国とイランの2週間の停戦合意期間は21日に終わる見通し。合意が続いている間に和平協議の開催や停戦期間の延長の発表がなければ、原油先物市場での緊張はさらに高まりそうだ。WTIは停戦合意前にあたる7日午前11時台には1バレル=117.63ドルまで上昇したこともあり、足元の原油価格の上昇見通しが強まっていく可能性がありそうだ。


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