安全な取引をしていただくためには、適切なリスク管理が重要です。
ここでは、取引に潜在するリスクとその管理についてご説明します。
IG証券のFX/CFD取引では、世界中の様々な金融商品を24時間お取引いただけます。相場が上昇しているときでも下降しているときでも収益チャンスを追及できる多彩な取引ツールを提供し、お客様の利益を最大化するよう努めております。
しかし一方で、大きな損失が発生する可能性があることも事実です。そのようなリスクを避け大切な資金を守るためには、お客様ご自身の「リスク管理」が非常 に 重要となります。お取引する際は、投資方法とリスク許容度を十分に考慮し、資金と気持ちに余裕を持ったトレードを心掛けていただきますようお願い申し上げ ます。
なおIG証券では、安心してお取引いただくための様々なリスク管理ツールをご用意しております。それらをぜひご利用いただき、快適なお取引をお楽しみください。
現物取引や外貨預金など従来の金融商品とFX/CFDとの大きな違いは「レバレッジ」が利用できるという点です。
レバレッジを利用することで、総取引金額を支払うことなく、少額の資金(証拠金)でその何倍もの資金を運用できることが、FX/CFD取引の大きなメリットと言えます。
一方で、投資資金に対する損益額の比率が拡大するため、大きな利益が期待できる反面、証拠金額を超える損失が発生する可能性もはらんでいます。適切なリスク管理を行わないと、短期間で多額の損失を被る恐れがあることを十分ご留意ください。
詳しくはレバレッジと証拠金をご覧ください。
ポジションを保有する前に、取引する銘柄について理解を深めておくことが重要です。
銘柄のファンダメンタルズ(基礎的要因)やボラティリティ(価格変動率)はもちろん、影響を受けやすい重要指標・要人発言等の日程も把握しておくとよいでしょう。
例えば、過去の値動き振り返ってみると、市場規模が大きく乱高下の少ない銘柄なのか、市場規模が小さく収益発表などの影響を受けて乱高下しやすい銘柄なのか、ある程度の傾向が分かります。
IG証券では取引に役立つ様々な投資情報を提供しております。ぜひご活用ください。
もっとも効果の高いリスク管理方法は、保有ポジションに対して許容できる損失額をあらかじめ決めておき、レートがその損失額に達したら清算する、と いうルールを徹底することです。そのためにIG証券では、発注の際にストップ注文を入れ(損失額を決め)、相場が不利に動いた際は自動的に清算されるよう 設定しておくことをお勧めしています。
詳しくはストップ注文をご覧ください。
FX及びCFDをお取引する際は、常にマーケットの急変動リスクに注視する必要があります。そのリスクを引き起こす要因は様々であり、事前に予測することは困難です。
マーケットの急変動リスクを軽減する方法として、弊社ではリミット/ストップ注文の活用を推奨しています。これら注文を駆使することで、予期せぬ変動リスクに直面しても事前に想定外の損失を回避することができるからです。
為替取引で重要なリスク管理の手段として、ストップ注文があります。
ストップ注文とは、保有しているポジションの損失を限定したい場合に使い、指定のレートに達した際に、自動的に清算される注文のことです。
新たなポジションを保有した後には、すぐにストップ注文を出すことをおすすめします。もしストップ注文を出しておかないと、取引でその損失額が増大 する危険性があるからです。例えば、50ポイントの利益を目標に取引を始めたトレーダーが、ストップ注文を出さなかったことで、逆に300ポイントの損失 を被ったといった話はよくあります。300ポイントの損失といえば、ドル/円で1ロット(10万米ドルに相当)のポジションがあった場合、30万円以上と いう大きな金額になります。
このようなシナリオにならないためにも、「ポジションを保有したら、まずストップ注文を出す」という簡単なルールを忘れずに、実行してみて下さい。
ストップ注文を出すのと同様、指値(利食い)注文を出すことをおすすめします。
その理由は、ストップ注文を出す場合と似ています。利益がでているポジションを保有している場合は、逆に簡単に利益を確定しまいがちです。リミット注文を出すことで、好機を待てずに早々に利益を確定してしまうリスクを回避することができます。
もちろん、早すぎる利食いをせず、市場をよくモニターし、タイムリーな瞬間をねらって利益を得る自信がある方なら、ストップ注文だけを出すのも手です。
リスク・報酬比率が、いつもプラスになるような取引を心がけて下さい。
「プラスのリスク報酬比率」 とは、「取引で得たいと思う金額が、その取引で失ってもかまわない金額と同じかそれ以上である」ということです。すべての取引で「1:1」以上(たとえば1.5:1、2:1など)のリスク・報酬比率をおすすめします。
初心者や成功していないトレーダーの多くは、リスク・報酬比率がマイナスになっています。30 ポイントの勝ち取引が5つと200 ポイントの負け取引がひとつあった場合、勝ち負けでは5勝1敗でも、結果的には50ポイント失うことになります。
報酬とリスクを管理するもっとも簡単な方法は、上記に紹介したストップ注文とリミット注文を用いることです。
IG証券では、流動性の高いドル/円のような通貨において、リーズナブルなスプレッドを提供しています。また、取引手数料は不要です。外国為替サービスで手数料を要求する会社もありますが、特に「デイトレーダー」のみなさまにはおすすめできません。
たとえば、IG証券で、為替レート100円の時に、USD/JPYの買い取引を1ロット(100,000米ドル)行ってポジションを保有し、101 円で売りの清算取引を行ったとしたら、利益額は差し引き100,000円(1.00円×100,000米ドル)となります。また、為替レート 100円でUSD/JPYの買い取引を1ロット行ってポジションを保有し、99円で売りの清算取引を行ったとしたら、損失額は差し引き100,000円 (1.00円×100,000米ドル)となります。とても単純で明快な計算です。
もし、取引ごとに手数料があったり、スプレッドが広い場合、利益を出すのが難しくなるのは明らかです。
相場が思惑とは逆に動くことは頻繁に起こります。IG証券では、他社と比べても有利な条件を提供させていただいておりますが、保有ポジ ションが含み損を抱えているときに、さらにポジションを増やす取引(一般的にナンピンと呼ばれます)をすることは有効な戦略とは言えないことがほとんどで す。
例えば、20ポイントの利益を目標として1ロットのドル/円の買いポジションを保有していたときに、相場が逆方向に20ポイント動いてしまいまし た。このときの未実現損失は20,000円となります(スプレッドは考慮しません)。ここで1ロットの米ドル/円を買い増し、さらに相場が20ポイント逆 行したら、未実現損失はトータル60,000円まで膨れ上がります。必要となる証拠金額は2倍となりますし、未実現損失も拡大することで、強制ロスカット の危険が高まります。
もしストップ注文を入れていれば、ポジションは清算されてしまいますが、改めて冷静に相場を考え直すことができます。経験にもとづく一般的な方法と して、デイトレーディングにおいてはリミット(利食い)あるいはストップ(損切り)のプライスをスプレッドの5-10倍に設定する方を多く見受けます。こ れは、過大取引を防ぎ、リスク・報酬比率を向上させるための戦略です。
デイトレーダーや短期間のトレーダーであるなら、通常は「マーケットを追いかけない」ことをおすすめします。たとえば、ユーロの買い相場において、 すでに始値から150ポイント上昇しているような当日の最高値で買うべきでないということです。また、ドル円が売られて100ポイント下落しているとき は、そこで売るべきではありません。
その理由として、相場の変動に影響するような重大な出来事が起きない限りは、多くの場合、
マーケットは集約されていくからです。早まった判断をしなくとも、新しいポジションを得るさらに良い機会がまた訪れるものです。マーケットを追いかけてい るときによくあるのは、新人トレーダーが損失分を取り戻そうとして逆のポジションをとり、パニック状態で買ったり売ったりすることです。悲しいことに、彼 らは意に反して高値で買い続けてしまうか、安値で売り続けてしまうのです。こういった状況にならないよう注意して下さい。
成功する秘訣は、コントロール、自律性、忍耐、そして堅実さの4点です。この意識をもって取引をすれば、外国為替証拠金取引は、素晴らしい収益をあげることのできる投資です。
あくまで、お客様のお取引はご自身の判断で行っていただくものではありますが、このガイドラインが、みなさまにとって、有益なものとなることを心から願っています。
※各国の政治動向・経済指標発表等により為替相場が大きく変動した場合、上記のスプレッドは拡大する場合があります。弊社は上記のスプレッドを保証するものではありません。
IG証券が提供するバイナリーオプション取引は、あらかじめ最大利益額と最大損失額が決定しています。そのため、FX/CFD取引よりリスク管理しやすい金融商品と言えるでしょう。
詳しくは「バイナリーオプション」ページをご覧ください。
IG証券では、お客様に安心してトレードしていただくための卓越したリスク回避機能をご用意しています。
FX/CFD取引は、大きな利益を得る可能性ある反面、お預けいただく証拠金額以上の損失が発生する可能性もあります。IG証券は以下のような 充実のリスク管理ツールを提供し、お客様の大切な資金を守ると共に、安心して積極的にトレードできる環境を実現しています。
トレーリングストップとは、市場がお客様に有利に変動した際、注文時のストップレートを自動的に変更する機能で、損失を限定しつつ利益を最大化することができます。
また、トレーリングストップを付加することで、マーケットを常にモニタリングしながら設定レートを変更する必要もなくなります。
詳しくは「リスク管理ツール」ページをご覧ください。
IG証券では、ポジションの保有時と清算時に各種ストップ/リミット注文を設定できますが、それらを組み合わせた「IfDone注文」「OCO注文」「IfDoneOCO注文」を設定することもできます。
詳しくは「ポジションの管理方法」ページをご覧ください。
アラート機能とは、指定したレートに達した際にポップアップ等でお知らせする機能です。設定しておくことで、銘柄の損失状況等を確実にキャッチできます。
詳しくは「リスク管理ツール」ページをご覧ください。
マージンコールとは、証拠金残高(お預かりしている証拠金)に未実現損益を加算した「証拠金有効残高」が、維持証拠金を下回った(100%を割り込んだ)時点でお客様に送信される注意喚起メール(1日1回のみの送信)のことです。マージンコールメールを受信されたら速やかに取引口座の状況をご確認ください。※何らかの問題によりお客様がマージンコールメールを受信できない場合もございますため、取引画面にて口座管理を行っていただきますようお願いいたします。
レバレッジとは「梃子(てこ)の原理」のことです。そしてレバレッジ取引とは、少ない資金(一定の証拠金)で、大きなエクスポージャー(価格変動リスクに さらされているポジション)を保有することが可能な取引を指します。このレバレッジ取引を利用して効率的に資金を運用できることが、 CFD取引の大きなメリットです。その一方で、損失が拡大するデメリットもあります。
どのような金融商品に投資する際も、常に各種のリスクが存在します。例えば、お客様の考えとは逆にマーケットが変動した場合、損失が発生するといったリスク(価格変動リスク)が存在するように。特にIGグループが提供しているCFDはレバレッジ取引であるが故に、投資をする際のリスクは通常の金融商品よりも大きくなります。
レバレッジ取引を利用し、少ない資金(証拠金)でエクスポージャー(ポジション)を保有した場合でも、損益は保有ポジションおける総合の評価価値に応じて決定されます。
従って、取引に必要な証拠金以上の利益を獲得することや損失を被ることがあります。
可能です。IGグループでは、エクスポージャーに関わるリスクをコントロールするための様々な取引ツールをご提供しております。
レバレッジ取引に関する経験が不足している場合、この取引への理解を深める必要があります。まずは、少ないロット数でリスクを軽減しながら、レバレッジ取引に慣れてください。
IG証券では、新規口座開設をしていただいたお客様向けプログラム「入門プログラム」をご提供しております。こちらは、期間限定で通常より少ない取引ロット数でお取引が出来るプログラムとなっております。
まずは、各マーケットにより、変動要因が異なる点を確認する必要があります。よって、お客様が取引対象としているマーケットの変動要因が何なのか、それに関する情報が取引戦略のベースとなります。
「マーケットデータ」では、弊社にてお取引が可能な各マーケットに関する詳細が紹介されています。また、弊社マーケットアナリストやマーケットコメンテーターによるマーケット分析の記事や有益なコンテンツもご提供しております。
常に保有しているポジションの状況をチェックし、且つマーケットの値動きにいつでも反応できることが理想でしょう。しかし、これは現実的ではありません。
しかし、IGグループが提供しているアプリ(スマートフォン及びタブレットPCに対応)を利用すれば、いつでもどこでもポジション状況やマーケットの値動きが確認できます。また、弊社のアプリでは、指定したレートに到達した場合、お客様にメールでお知らせする各種アラート機能も搭載しております。
マーケットの急激な価格変動に追随できない場合、想定外の損失を被る可能性があります。これを避けるために、自動的に設定できるいくつかのリスク管理ツールを利用しましょう。これら利用することで、より効率的な投資が可能となります。
IGグループが提供しているリスク管理ツールは、マーケットの急激な変動からお客様が想定外の損失を被ることを防いでくれます。また、マーケットが思惑通りに変動した場合は、利益を確定するツールとしても有益です。
IGグループが提供しているリスク管理ツールには、損失の拡大を防ぐストップ注文やギャランティーストップ注文(法人のお客様のみ提供)そしてトレーリングストップ注文があります。また、リミット注文を設定することで利益を確定させることも可能です。
各種通貨ペア、株価指数、商品をノックアウト・オプションで提供する国内唯一のプロバイダー
各種通貨ペア、株価指数、商品をノックアウト・オプションで提供する国内唯一のプロバイダー
17,000以上の銘柄を信頼性の高い約定力で提供します
17,000以上の銘柄を信頼性の高い約定力で提供します
主要通貨ペアからブラジルレアルや南アフリカランドなどの新興国通貨、トルコリラやハンガリーフォリントなどのエキゾチック通貨まで約100種類の通貨ペアを提供中
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IG証券では様々なリスク管理ツールをご用意しております。
これらツールを利用することで、急激な相場の変動による損失の拡大を未然に防ぎ、快適にお取引出来ます。
IG証券の取引プラットフォームは、スピード、安定性、そして有利な価格での約定を考えて設計されています。
IG証券は、ロンドンに本拠地を構え40年の歴史を持つグローバル金融サービスプロバイダーIGグループの日本拠点です。
ストップ注文とは、あらかじめ保有ポジションに対する損失額を決めておき、レートがその損失額に達したら自動的に清算されるよう注文を出しておくことです(※)。
ストップ注文を付加することで、リスクを限定し大きな損失を防ぐことができます。
※ストップ注文は指定レートでの清算を確約するものではございません。
では、NY原油(WTI)先物の買い取引を例に、ストップ注文の発注方法とその仕組みを見ていきましょう。
※ここでは、1ドル(USD)=90.00円(JPY)として計算しています。
「NY原油(WTI)先物」基本情報
WTI原油先物の買いポジションを1ロット、70.00ドル(7000セント)で保有するとします。必要な維持証拠金は180,000円です。
[計算式] 維持証拠金2,000ドル/1ロット×90.00円(※)=180,000円
このままではリスクが高く資金効率が悪いため、お客様はストップ注文を付加することでリスクを軽減させ、維持証拠金額を減額させることにしました。
約定価格70.00ドルから50ピップ(0.50ドル)下の69.50ドルにストップ注文を設定したとします。
お客様は原油相場が上昇基調にあるときにポジションを保有しましたが、一転して原油相場が下落に転じ始め、週末69.60ドルまで下落しました。そして週明け69.30ドルで取引が開始され、69.00ドルまで下落しました。
お客様のストップ注文はスリッページの影響を受け、指定したストップ値69.50ドルより0.20ドル損失が拡大し、69.30ドルで清算されました。これによりお客様は63,000円の損失となりました。
[計算式](売値70.00-買値69.30)×1,000バレル×90.00(※)=63,000円
しかし、このストップ注文がなければ、69.00ドルまで下落しましたので、その時点で清算したとしても90,000円まで損失が拡大していました。
[計算式](売値70.00-買値69.00)×1,000×90.00(※)=90,000円
このように、ストップ注文を付加すると通常よりも損失が限定されます。
しかし、Step3でご説明した通り、ストップ注文のみではスリッページの影響を受け、損失額が拡大してしまう場合がありますのでご注意ください。
弊社スタッフがお客様の口座開設をお手伝いします。
フリーダイヤル:
0120-965-915
受付時間: 平日9:00~18:00
※携帯電話・PHSからもご利用いただけます。
Email:sales.jp@ig.com