コンテンツにスキップする

外国為替証拠金(FX)及びCFD取引はレバレッジ取引であり、元本や利益が保証されていません 外国為替証拠金(FX)及びCFD取引はレバレッジ取引であり、元本や利益が保証されていません

ドル円見通し(1/9):米雇用統計とインフレ期待次第で158円トライも

IG証券のアナリストによる今日のドル円展望。米雇用統計インフレ期待のデータにらみ。上値は158円のトライが焦点に。下値は21日線と50日線の攻防に注目。

Source:Bloomberg Source:Bloomberg

要点

  • ドル円は昨年の12月中旬以降、下値の水準がじりじりと切り上がり上値トライのムードが高まっている。157円で底固めとなれば、158円を視野に上昇拡大の可能性が高まろう
  • 今日の注目材料は米国の経済指標だ。雇用統計とミシガン大学期待インフレ率がカタリストとなるか注目
  • 経済指標が米ドル高の要因となれば、157円台の攻防と158円のトライを想定したい。米ドル安の要因となれば、21日線と50日線を中心に新たな下値の水準を見極めることになろう


レンジ相場で高まる上値トライのムード

昨年10月の「高市トレード」の円安を経て、ドル円(USD/JPY)は現在154.40-158.00のレンジ相場にある。しかし昨年12月中旬以降、反発ムードを強め短期サポートラインを形成。下値の水準がじりじりと切り上がっている。

日足の一目遅行線が再びローソク足を上抜け、21日線がサポートラインとして意識されている状況も考えるならば、上値トライのムードが高まっている。

ドル円の日足チャート:昨年10月以降

ドル円の日足チャート:昨年10月以降

TradingView提供のチャート


米雇用統計、158円トライのカタリストになるか

今日もドル円(USD/JPY)が底堅さ維持する場合は、レンジの上限158.00を目指すかどうかが焦点となろう。カタリストとして注目されるのが、今晩の雇用統計(昨年12月分)だ。

ブルームバーグがまとめた市場予想によれば、非農業部門雇用者数は前月比7万人増、失業率は4.5%が見込まれている。米連邦準備制度理事会(FRB)は、労働市場の軟化とインフレ再燃の板挟みにある。この状況で予想以上に労働市場の堅調さを示唆する内容となれば、利下げ期待が後退することで米ドル買いの要因になることが予想される。賃金インフレも示される場合は、米ドル買いの勢いが増すことが予想される。

米雇用統計 各項目の動向:昨年11月以降

米雇用統計 各項目の動向:昨年11月以降

ブルームバーグのデータを基に作成

1月のミシガン大学消費者信頼感指数とインフレ期待(いずれも速報値)も材料視される可能性がある。消費者マインドを示す信頼感指数は低下の傾向にあるが、1月は12月確報値の52.9から53.5へ改善することが見込まれている。

より注目したいのが、消費者が抱く期待インフレ率だ。ブルームバーグがまとめた市場予想では、1年先は4.2%から4.1%に低下する一方、5-10年先は3.2%から3.3%に上昇することが見込まれている。

米ニューヨーク連銀の月次調査によれば、昨年12月の1年先インフレ期待は3.4%と、11月の3.2%から上昇した。インフレ期待は物価動向に大きな影響を与える。ミシガン大学の期待インフレ率も予想外の上昇となれば、米利下げ観測の後退要因となろう。強い雇用統計も重なれば、ドル円(USD/JPY)の上昇拡大が予想される。

ミシガン大学消費者信頼感指数と期待インフレ率の動向:昨年1月以降

ミシガン大学消費者信頼感指数と期待インフレ率の動向:昨年11月以降

ブルームバーグのデータを基に作成


ドル円のテクニカル分析

上値の焦点は158.00のトライ
冒頭で述べたとおり、ドル円(USD/JPY)は現在、レンジ相場にある中で上値トライのムードが高まっている。今晩の米経済指標が米ドル買いの要因となれば、157円台の攻防を想定したい。157円台で底固めとなれば、158.00を視野に上昇拡大を想定したい。

ドル円が158.00をトライするサインとして注目したいのが、5日のIG週間為替レポートで取り上げた157.75(昨年12/19~20の高値水準)と157.89(昨年11/20の高値水準)だ。後者の水準の突破は、今週の上限予想158.00をトライするサインとなろう。
関連レポート
【為替】2026年の見通しと焦点、ドル円の週間展望

チャートポイント
・158.00:上限予想
・157.89:昨年11/20の高値水準
・157.75:昨年12/19~20の高値水準

下値の焦点は21日線と50日線の攻防
一方、今晩の経済指標が米ドル安の要因となれば、ドル円(USD/JPY)は以下にまとめたチャート水準の攻防に注目したい。

最初の焦点は、現在サポートラインとしてドル円を支えている21日線の維持だ。この移動平均線は現在、156.30下で推移している。21日線の下方ブレイクは、156.00をトライするサインとなろう。このラインは直近高安の半値戻しの水準にあたり、かつサポート転換の可能性がある。

今晩の雇用統計とミシガン大学調査の期待インフレ率が米金利の低下要因となれば、米ドル安の進行を予想する。このケースでのドル円は、156.00割れと50日線のトライを想定したい。

6日以降の上昇トレンドを考慮し、今週の下限予想を154.40から現在50日線が推移している155.70に上方修正する。なお、155.70レベルはフィボナッチ・リトレースメント61.8%の水準にあたる(4時間足チャートを参照)。

チャートポイント
・156.30:21日線(156.28)
・156.00:半値戻し
・155.70:下限予想、50日線(155.73)、61.8%戻し(155.68)

【再掲】ドル円の日足チャート:昨年10月以降

【再掲】ドル円の日足チャート:昨年10月以降

TradingView提供のチャート

ドル円の4時間足チャート:昨年11月以降

ドル円の4時間足チャート:昨年11月以降

TradingView提供のチャート


本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありません。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。 無断で複製、配布等の著作権法上の禁止行為に当たるご使用はご遠慮ください。

IG証券のFXトレード

  • 英国No.1 FXプロバイダー*
  • 約100種類の通貨ペアをご用意

* 英国内でのCFDまたはレバレッジ・デリバティブ取引(英国でのみ提供)での取引実績において、FX各社をメイン口座、セカンダリー口座として使用している顧客の割合でIGがトップ(Investment Trends UKレバレッジ取引レポート 2022年6月)

リアルタイムレート

  • FX
  • 株式CFD
  • 株価指数CFD

※上記レートは参考レートであり、取引が保証されるものではありません。株式のレートは少なくとも15分遅れとなっております。

モーニングメール

ストラテジストによる「本日の予想レンジとトレンド」を毎朝※無料でお届け中! デモ口座のみお持ちのお客さまには、2週間の期間限定での配信となります。受信を継続するにはライブ口座の開設をお願いいたします。 ※メール送信は基本的に月~金の平日を予定しておりますが、ストラテジストの都合により予告なく送信を行わない日がございますので、予めご了承ください

弊社の個人情報保護方針・アクセスポリシーにご同意の上、申し込みください。

こちらのコンテンツもお勧めです

IG証券はお取引に際してお客様がご負担になるコストについて明確な情報を提供しています。

FX/バイナリーオプション/CFDのリーディングカンパニー。IG証券について詳しくはこちら

その日の重要な経済イベントが一目でわかるカレンダー。「予想値」、「前回値」、「発表結果」データの提供に加え、国名や影響度によるイベントのスクリーニング機能も搭載。