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【2023年】注目の電気自動車(EV)関連銘柄5選

半導体の供給不足が解消され、電気自動車(EV)市場のシェア争いが過熱する中、注目すべき電気自動車株をご紹介します。この記事で取り上げる銘柄は、時価総額に基づいて選ばれています。

electric vehicle 出所:ブルームバーグ

電気自動車株の背景

電気自動車(EV)はかつて、自動車セクターの中でも採算の合わないニッチな存在でしたが、今や世界的な大企業が注目する分野となっています。大手自動車メーカーの多くがEV市場に参入し、技術開発が加速する一方で、投資家もEVセクターへの投資に乗り出しています。

EV技術革新の波に乗り遅れないために、この記事では注目のEV関連企業5社をご紹介します。

電気自動車株を取引する理由

環境問題や二酸化炭素排出に関する規制が強化される中で、EVへの移行は、公害や気候変動の解決策の一つと考えられています。このため、中国を含むほとんどの主要国では、EVの生産に大きくシフトしています。

EV関連銘柄は、自動車産業における技術的な進歩に深く関わっています。例えば、EVには、バッテリー開発、自律走行機能、エネルギー効率に優れたシステムなど、最先端の技術が組み込まれています。

世界中がよりクリーンで持続可能な交通手段に向けて動き出しているため、EV企業にはEVそのものや関連技術の需要増加から利益を生み出す可能性があります。

ロジスティクスの観点からは、EV企業は、自動車やEVの動力源として重要な半導体の不足による供給不足から抜け出す態勢を整えているといえます。これにより、市場の需要と供給の格差は満たされるでしょう。

しかし、それにはリスクが伴います。新興EV企業はこれまで、利益を計上することなく高い株価で取引されてきました。そのため、生産目標や販売目標が達成できない場合、株価は大きく変動します。

電気自動車株を取引する方法

多くのEVメーカーは、その収益性を十分に発揮できていないため、投資家はメーカーの市場シェアに注目する傾向があります。これは、収益性が高まれば、より多くの顧客を持つEVメーカーの収益・株価が上昇する見込みがあるためです。

EVのメーカー別販売台数を示す市場統計は定期的に発表され、市場動向の指標となっています。発表に伴う株価の変動は、取引に有利に働く可能性があります。

トレーダーや投資家は、市場シェアの推移に注目するとともに、ファンダメンタルズ分析を行うこともできます。決算発表に注目することで、株価の安定性を知ったり、決算発表によって生じるボラティリティを回避したりすることができます。生産スケジュールなどの企業ニュースも、投資家が考慮すべき重要な情報の一つです。

これらの情報は、他の銘柄の取引と同様にテクニカル分析と組み合わせて利用することができます。例えば、レジスタンスレベルサポートレベル、MACD指標を追うことで、トレーダーや投資家はEV株のポジションを取引する際の理想的なエントリーポイント(ポジションを持つ場所)とエグジットポイント(ポジションを閉じる場所)を知ることができます。

注目すべき電気自動車株5選

ここでは、注目すべきEV関連銘柄5選をご紹介します。(価格と株価推移は2023年11月22日時点の引用です。また、過去の値動きは将来の株価動向を示すものではありません。)

  1. 理想汽車(LI)

  2. パナソニックホールディングス(6752)

  3. 三菱自動車(7211)

  4. ブリンク・チャージング(BLNK)

  5. バラード・パワー・システムズ(BLDP)

理想汽車(リ・オート)は、中国でプレミアムスマートEVを設計、開発、製造、販売するメーカーで、2019年に量産を開始しました。ラインアップには、旗艦モデルであるファミリー用ミニバン「MEGA」や6人乗りのファミリー用SUV「L9」、6人乗りのプレミアムファミリー用SUV「L8」などがあります。同社は航続距離延長システム、次世代EV技術、スマートカーソリューションの自社開発に注力しています。

第3四半期の決算では、納車数105,108台、売上高346.8億元(47億5000ドル)に達したことを発表しました。同期の純利益は28.1億元(3億8550万ドル)でした。

株価は今年に入ってから好調で、11月22日の大引けには年初来99.5%高をつけました。

パナソニックは世界で94,000人を擁するグローバルな総合電機メーカーです。同社は家庭や自動車、飛行機など、様々な用途向けに電機を製造しています。さらに、車載用の乾電池、一次・二次リチウム電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池のほか、蓄電モジュールやシステムも生産しています。同社は長年にわたってテスラにEV用リチウムイオン電池を供給しており、EVの隆盛を追い風としています。

同社の株価は11月22日大引けの時点で、年初来44.1%上昇しています。株価は9月から10月末にかけて下落したものの、11月に入ってから回復しています。

日本の自動車メーカーはEVへの転換が遅れていると批判されてきましたが、その風向きは変わってきたようです。

三菱自動車は人気車である「アウトランダー」などのプラグインハイブリッド車(PHEV)で知られていますが、EV軽自動車である「eKクロス EV」でも成功を収めています。2022年に発表されたeKクロス EVは、同車種を「サクラ」として販売する日産自動車との共同開発で、日常使いに適した運転しやすい車として販売されています。同車種は比較的廉価なうえ、「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の対象にもなっています。

同社の株価は9月末から下落傾向にあり、年初来では横ばいとなっています。

ブリンク・チャージングはEV充電装置とネットワーク型EV充電ステーションの設計、製造、保有、運用を米国内外で行なっています。顧客には、駐車場、多世帯住宅、医療機関、教育機関、空港、オフィスなどが含まれます。同社はまた、ホストが充電ステーションを管理するホストポータルと、EVを運転するドライバーにリアルタイムでステーションの位置と価格を知らせるモバイルアプリを提供しています。

同社は第3四半期に4340万ドルの売上を計上し、2023年の通期売上目標を1億2800万ドル〜1億3300万ドルに上方修正しました。

同社の株価は52週安付近で取引されており、11月22日の大引けでは年初来で68.2%の下落となっています。

バラード・パワー・システムズはPEM(固体高分子形)燃料電池を製造しています。同社は今後数年間でEV充電の需要が急激に高まると予想しており、送電網から独立したサステナブルなEV充電の提供に注力しています。同社の燃料電池システムでは、水素を利用してEV用の電気を発電します。これを使い、道路運送事業者が送電網に依存せずにすぐに展開できる、EV向けの燃料電池ソリューションを提供しています。

第3四半期の売上は前年同期比29%増の2760万ドルに上り、1480万ドル分の新規受注を獲得しました。

株価は2023年に入ってから苦戦しており、11月22日の大引け時点では年初来26.9%の下落となっています。

この5銘柄を取引するには

IG証券で口座を開設すれば、株式CFDで株式を簡単に取引することができます。

  1. 取引システムにログインし、個別株口座を選択します。
  2. 次に、取引したい銘柄名を検索し、取引チケット上で「買い」または「売り」を選択します。
  3. ロット数を選択し、「注文確定」で取引を確定します。

※詳しくは、株式CFDについてのページをご覧ください。または、コールセンターまでお問い合わせください。


本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありません。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。 無断で複製、配布等の著作権法上の禁止行為に当たるご使用はご遠慮ください。

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