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経済指標にらみの展開が続く / 欧米の景気先行指標に注目

今週の外為市場は、引き続き経済指標にらみの展開が続くだろう。注目すべきは米欧の景気先行指標である。内容次第で米ドル相場(ドルインデックス)やユーロ相場(ユーロドル、ユーロ円)のトレンドが左右される展開が予想される。詳細はIG為替レポートをご覧ください。

出所:ブルームバーグ 出所:ブルームバーグ

※今週のドル円の見通しについてはこちらのレポートをご覧ください


サマリー

・今週の外為市場は引き続き経済指標が変動要因となろう
・アメリカの経済指標では景気先行指標に注目したい
・ユーロ圏PMI指数がユーロ相場の変動要因に
・ユーロドルとユーロ円の展望について


今週も経済指標が焦点に

アメリカの経済指標

米ドル相場のトレンドを示すドルインデックス(DXY)は米金利の反発に連動し、重要サポートポイントの100.82レベルをかろうじて維持している(下の日足チャートを参照)。今週も米ドルの買い戻しが続くかどうか?は、アメリカの経済指標次第となろう。

現在、各市場ではアメリカ経済の先行きリスクが意識されている。ゆえに今週の経済指標では景気先行指標の内容が相場の変動要因になり得る。

17日に4月ニューヨーク連銀製造業景気指数(予想-18.0)、20日に同月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想-19.7)が発表される。これらの経済指標はISM製造業景気指数の先行指標として知られている。22年以降の推移を確認すると、ともに低下のトレンドにあり景気が減速していることを示唆する状況にある。

20日には景気先行指標総合指数が発表される(予想-0.7%)。先行指数は、景気の動向に先駆けて動くとみられる10項目の要因から算出される。景気の先行きリスクが意識されている現状を考えるならば、この指数も米金利と米国株の変動要因になり得る。これら市場の動きに米ドル相場のトレンドが左右されよう。

各経済指標の推移

ニューヨーク連銀製造業景気指数とフィラデルフィア連銀製造業景気指数 ブルームバーグのデータをもとに作成 / 月次:22年以降


21日には景気の先行指標として近年注目されている4月の購買担当者景気指数(PMI)速報値が発表される。

上で述べた3つの指標と違い各PMI指数は回復のトレンドにある。しかし、4月の市場予想を確認すると製造業PMIは49.2→49.0、サービス業PMIは52.6→51.5、そして総合PMIは52.3→51.2にそれぞれ鈍化する見通しとなっている。

各PMI指数の推移

各PMI指数の推移 ブルームバーグのデータをもとに作成 / 月次:22年以降


経済指標と外為市場の展望

上で取り上げたアメリカの景気先行指標で総じて予想以下の内容が確認される場合は、景気リスクが意識され米金利には低下の圧力が高まることが予想される。ゆえにこのケースでは、米ドル売りを想定しておきたい。

株安が同時に発生する場合は、円やスイスフランの上昇が予想される。このケースでの米ドル相場は、円やスイスフランに対して下落する一方、株式などリスク資産の動向に影響を受ける豪ドルや新興国通貨では上昇する展開が予想される。

さえないアメリカの経済指標が利上げリスクの後退要因となり「米金利の低下/米株高」の展開となる場合は、外為市場で最も米ドル売りの圧力が高まりやすい。このケースでは、豪ドルや新興国通貨が対米ドルで上昇することが予想される。

一方、上で取り上げたアメリカの経済指標が総じて予想以上に強い内容となれば、米債市場で利上げ継続の思惑が高まることで米ドル相場の買い戻しが続くことが予想される。特に米金利の上昇と米株安が同時に発生する場合、外為市場で最も米ドル買いの圧力が高まるだろう。

強い経済指標が景気リスクの懸念を後退させる要因となる場合(米株高となる場合)は、円やスイスフランの売り圧力が高まることが予想される。

経済指標と外為市場の展望

経済指標と外為市場の展望

ドルインデックスの見通し

ドルインデックス(DXY)は、重要サポートポイント100.82(2月2日安値)をかろうじて維持することに成功している。

10日MA(101.79レベル)のブレイクに成功すれば、今月10日に相場の上昇を止めた21日MA(102.25レベル)までの反発が予想される。だが、MACDでは地合いの強さ示すシグナルは点灯していない。上で述べたアメリカの経済指標で景気の先行きリスクが意識される場合は、100.82のトライそしてブレイクする展開を常に想定しておきたい。

ドルインデックスのチャート

ドルインデックスのチャート ドルインデックスのチャート

ユーロ相場も経済指標が焦点に

ユーロ圏PMI指数とユーロ相場の展望

アメリカと同じくユーロ圏も景気の動向が焦点のひとつとなっている。

今週21日に4月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値が発表される。アメリカの状況と比較すると、ユーロ圏では製造業PMIが低下の基調にある。だが、サービス業の回復が総合PMIの押し上げ要因となっている。

欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は14日、必要に応じ高インフレに対して行動する用意があると従来の姿勢をあらためて述べた。景気の先行指標であるPMI指数が予想以上となれば景気の先行き懸念が後退し、かつECBによる追加の利上げ期待も高まることでユーロ相場は上値トライの展開が予想される。

ユーロ圏PMI指数の推移

ユーロ圏PMI指数の推移 ブルームバーグのデータをもとに作成 / 月次:22年以降


ユーロドルの見通し

ユーロ圏のPMI指数で域内経済の回復基調が確認され、かつ上で述べたアメリカの経済指標が総じて予想以下の内容となれば、ユーロドル(EURUSD)は1.10台で底固めに入る可能性が高まろう。この状況が確認される場合は、先週14日に付けた高値1.1076レベルをブレイクする展開が予想される。週足チャートでトレンドを確認すると、短期レジスタンスラインと52週MAを突破し、現在はフィボナッチ・リトレースメント61.8%(1.1003レベル)の攻防となっている。この水準での 「サポート転換 =1.10台での底固め」となれば、1.12台を視野に上昇幅の拡大を想定しておきたい。

ユーロドルのチャート

ユーロドルのチャート TradingViewの週足チャート:21年4月以降

ユーロ円の見通し

ユーロ円(EURJPY)もPMI指数で上下に大きく振れる可能性がある。

ユーロ円はすでに、昨年12月の高値146.73レベルの突破に成功している。ドル円(USDJPY)が再び反発基調にあること、そしてユーロドル(EURUSD)の反落が限定的となっている状況でさえないアメリカ経済指標または強いユーロ圏PMI指数が確認される場合は、ユーロ円の上昇幅が拡大する展開が予想される。このケースでの焦点は、147.75レベルのトライおよびブレイクとなろう。この水準は、昨年10月の下旬に相場の上昇を何度も止めた経緯がある。

ユーロ円が147.75レベルの突破にも成功する場合は、昨年10月21日の高値148.40レベルのトライが焦点として浮上しよう。

ユーロ円のチャート

ユーロ円のチャート TradingViewの日足チャート:22年10月以降

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