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金利反発の局面では米株の動向にも注目 / ユーロドルの焦点

今日のポイント:『外為市場は引き続き米金利にらみの展開に。米金利が上昇する場合は米株の動向にも注目。ドル円のチャートポイントは?』詳細はマーケットレポートをご覧ください。

金利反発の局面では米株の動向にも注目

昨日の米国株式市場では、ダウ平均S&P500指数が上昇して引けた。一方、ナスダック総合指数は反落したが、下落幅は限定的だった。

2月の米コアCPIが市場予想を下回ったこと、そして10年債の入札(380億ドル)がまずまずの内容だったことを受け、米債市場では長期金利(10年債利回り)が1.506%まで低下した。

米株の堅調地合いと金利の低下を受け、海外時間の外為市場は米ドル安優勢の展開に。特に、オセアニア通貨(豪ドル / NZドル)やブラジルレアルで米ドル安が進行した。

10日のレポート米金利の動向に右往左往するドル相場 / 4つのトレンドパターンとドル円のチャートポイントの中で、現在の外為市場には4つのトレンドパターンがあると指摘した。

昨日はその中のひとつ、トレンドパターン1(株高/金利低下)となった。それゆえ、外為市場では米ドル安の圧力が高まった。

今日は米30年債の入札が予定されている。10年債に続き好調な入札結果となれば、米金利の上昇圧力が後退しよう。

米金利の上昇が抑制される一方、米株が堅調地合いを維持する場合、外為市場では昨日と同じく『米ドル安/資源国通貨買い』の展開(トレンドパターン1の展開)を予想する。
資源国通貨としての特徴を持つ新興国通貨も米ドルで上昇すると予想する。

一方、30年債の入札が不調となる場合、米金利の反発が予想される。このケースでは、基本的に米ドル買い優勢の展開を予想する。

だが、株式の動向に注目する必要がある。

米金利の上昇を受けても米株が続伸し、かつ資源価格も同時に上昇するケースでは、資源国通貨の買い圧力が米ドルの買い圧力を上回る可能性がある。

逆に米金利の上昇が株安要因となれば、主要国通貨に対して米ドル高優勢の展開を予想する。


ユーロドルの焦点

今日はECBイベントがある。今回は経済予測が発表される。直近の金利上昇が経済に与える影響と将来のインフレ動向について、ラガルドECBがどのような見解を示すのか?この点に注目したい。
インフレについて今年は加速するが、その後は続かないとの見方を示す可能性があるとの報道がある(ブルームバーグ)。

現行の金融政策は維持される可能性が高い。よって、ECBイベント後にユーロ相場が変動しても一過性で終わる可能性がある。

目先のユーロドルのチャートポイントだが、好調な米債入札で金利が低下する場合、ユーロドルは現在の反発基調を維持する展開が予想される。
このケースでは、直近高安の半値戻しの水準1.1975前後の攻防となるかどうか?この点に注目したい。今月5日に、この水準で上値が抑制された経緯がある。

1.1975レベルを突破する場合は、1.20台の回復が焦点となろう。だが、再びレジスタンスのラインとして意識されている21日MA以下での推移が続く限り、ユーロドルの軟調地合いが続くことを予想する。

一方、米金利の反落やラガルドECBがパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)増額の必要性を強調してくる場合は、ユーロドルの反落を予想する。
このケースでは、今月9日安値1.1834レベルのブレイクに注目したい。

このサポートポイントを下抜ける場合は、1.18割れおよびリトレースメント76.4%の水準1.1778レベルのトライが焦点となろう。

ユーロドルのチャート

ユーロドルのチャート

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