コンテンツにスキップする

外国為替証拠金(FX)及びCFD取引はレバレッジ取引であり、元本や利益が保証されていません 外国為替証拠金(FX)及びCFD取引はレバレッジ取引であり、元本や利益が保証されていません

S&P500に不安山積 下院議長や中東情勢混迷 長期金利は高値更新

アメリカの下院議長の空席や中東情勢の混迷は株式相場の不安要因。歴史的な高さにある長期金利も株価の先行きを不安にしている。

出所:ブルームバーグ

アメリカの株式市場に不安要素が山積している。17日のS&P500種株価指数は米国経済の強さを示す経済指標を受け、一時上昇。しかし下院議長選びの混乱や中東情勢の緊迫化を受けて徐々に値を下げ、終値は前日比からわずかに下落した。また、株価の重荷になってきた長期金利(10年物米国債利回り)の上昇は17日に改めて加速し、約16年2か月ぶりの高値を更新。経済や政治をめぐる世界情勢の先行きがますます見通せなくなる中、投資家の不安が高まる展開も想定されそうだ。

17日のS&P500は上昇後に下落

17日の米国の株式市場は取引開始から買いが優勢となった。朝方に発表された9月の小売売上高は前月比0.7%の伸びを示し、事前予想の0.3%を大きく上回る結果。S&P500(SPX)は正午すぎに前日比0.46%高まで上昇した。米連邦準備制度理事会(FRB)が続けてきた利上げで金利水準が大きく上がっているにも関わらず、米国の経済活動が堅調であることが好材料となった。しかしその後、S&P500は上げ幅を縮め、終値は前日比0.01%安の4373.20となった。

アメリカの小売売上高の前月比伸び率の推移(全体、除く自動車・部品)のグラフ

背景のひとつになったのは米国政治の混乱だ。米下院では多数派の共和党が下院議長選出で一枚岩となれず、共和党からの候補者であるジム・ジョーダン下院議員が17日の下院全体での投票で過半数の支持を得ることができなかった。下院の共和党議員221人中、ジョーダン氏に投票したのは200人に留まり、選出に必要な217人には届かず。米メディアによると、次回の投票は18日午前11時(日本時間19日午前0時)に行われる予定だが、混乱が長引く可能性がある。下院議長の空白が続けば、11月18日に2024会計年度のつなぎ予算の期限が切れた後の予算措置が決まらず、改めて政府機関閉鎖の恐れが高まっていくことは避けられない。

パレスチナの病院への攻撃で中東情勢が一気に緊迫

また、7日のイスラム組織ハマスによるイスラエル攻撃で始まった中東情勢への不安も17日に緊張度が急激に高まった。ハマスが実効支配するパレスチナのガザ地区で起きた病院への攻撃で500人以上の死者が出たと報じられ、戦闘の激化が鮮明になったためだ。ハマスとイスラエルはお互いに相手方による攻撃だと主張しており、事態の収拾はさらに難しくなったとみられる。金融市場では、ハマスを支援してきたイランがイスラエルとの戦闘への関与を強めれば、原油供給にも大きな影響が及び、世界経済の混乱要因になるとみられている。

17日の金融市場では米国の長期金利上昇という動きもあった。朝方の小売売上高の発表を受けて、物価上昇圧力の強さが意識され、FRBが政策金利を高止まりさせるとの観測が強まったことが影響した。17日のニューヨーク債券市場での長期金利の終値は4.847%で、3日につけた16年2か月ぶりの高さである4.802%を更新。CMEグループのデータによると、年末の政策金利が現在の5.25-5.50%よりも高くなっていることについて、投資家の動向から算出される確率は日本時間18日午前の段階で約43%。前日の約34%から大幅に上昇している。

S&P500種株価指数とアメリカの長期金利の推移のグラフ

長期金利の上昇は株式の投資先としての魅力を相対的に薄れさせるとともに、企業の資金調達コストを高めて業績が悪化しやすい状況を作り、株価を下押しする要因になるとされる。S&P500は10月に入って値を戻していたが、世界的な経済や政治の混乱が深まる中で、改めて下押し圧力の強さが意識される可能性もありそうだ。


本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありません。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。 無断で複製、配布等の著作権法上の禁止行為に当たるご使用はご遠慮ください。

IG証券の株価指数CFD

  • 主要指数の24時間取引が可能
  • 世界約30銘柄の株価指数を提供
  • 株価指数をバイナリーオプションで取引

リアルタイムレート

  • FX
  • 株式CFD
  • 株価指数CFD

※上記レートは参考レートであり、取引が保証されるものではありません。株式のレートは少なくとも15分遅れとなっております。

モーニングメール

ストラテジストによる「本日の予想レンジとトレンド」を毎朝※無料でお届け中! ※メール送信は基本的に月~金の平日を予定しておりますが、ストラテジストの都合により予告なく送信を行わない日がございますので、予めご了承ください

弊社の個人情報保護方針・アクセスポリシーにご同意の上、申し込みください。

こちらのコンテンツもお勧めです

IG証券はお取引に際してお客様がご負担になるコストについて明確な情報を提供しています。

FX/バイナリーオプション/CFDのリーディングカンパニー。IG証券について詳しくはこちら

その日の重要な経済イベントが一目でわかるカレンダー。「予想値」、「前回値」、「発表結果」データの提供に加え、国名や影響度によるイベントのスクリーニング機能も搭載。