コンテンツにスキップする

外国為替証拠金(FX)及びCFD取引はレバレッジ取引であり、元本や利益が保証されていません 外国為替証拠金(FX)及びCFD取引はレバレッジ取引であり、元本や利益が保証されていません

強い経済指標に米金利が上昇で反応 / 豪ドル米ドルとドル円の見通し

強い経済指標に米金利が上昇で反応した。米金利の上昇は米ドル買いの圧力を高めた。米金利が急上昇する可能性は後退しているが、今後も強い経済指標が確認される場合は利回り低下と米ドル安の圧力が後退しよう。今日は豪中銀(RBA)イベントがある。豪ドル/米ドルの展望とチャートポイントは?詳細はIG為替レポートをご覧ください。

出所:ブルームバーグ 出所:ブルームバーグ

強い経済指標に米金利が上昇で反応


【サマリー】
・5日の米経済指標はいずれも予想を上回る強い内容となった
・強い経済指標を受けて米金利が反発 政策金利の予想ターミナルレートは5%台へ上昇
・豪中銀イベントと豪ドル/米ドル(AUDUSD)の展望
・ドル円のチャートポイントについて


強い経済指標に米金利は上昇で反応

11月ISM非製造業景況指数は56.5と、予想の53.5を上回る内容となった。また、10月製造業受注も1.0%と強い内容だった(予想は0.7%)。

5日のレポートでは、11月雇用統計に続き重要な経済指標で強い内容が確認される場合の焦点は、「米金利の反応」にあると指摘した。

5日の米債市場は、強い経済指標に対して利回りが上昇で反応した。今後、景気の後退リスクが意識される可能性があることを考えるならば、今年のように米金利が上方一辺倒で推移する可能性は低いだろう。だが、根強いインフレリスクが意識され米金利が高止まりすれば、外為市場では米ドル安の圧力が後退するだろう。

米ドル安圧力の後退は円、ユーロそしてポンドの買い圧力を後退させる要因となる。

また、米金利の高止まりは米株安の要因でもある。ゆえに米金利の反発局面では、リスク資産との連動性が高いオセアニア通貨で売り圧力が強まり、この動きが米ドル相場をサポートする展開も想定しておきたい。

5日の米10年債利回り、ドルインデックス、S&P500指数の動向

5日の米10年債利回り、ドルインデックス、S&P500指数の動向 チャート:Trading View 5分足(5日22時以降)

揺れる米金融引き締めの思惑 次の注目指標は11月PPI

米経済指標が相次いで予想を上回る内容となったことで、短期金融市場では米政策金利(FFレート)の予想ターミナルレートが再び5%台へ上昇している。

12月の連邦公開市場委員会(FOMC、13~14日開催)では、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が利上げペースの減速を示唆したことで50ベーシスポイントの利上げが有力視されている。

だが、米金融政策で今後注視すべきは、利上げのペースよりもその期間である。今後の経済指標で根強いインフレのリスクが意識される場合、利上げの期間または利上げが停止されても高い水準で維持する期間が延びるだろう。これは、来年の利下げ期待が後退することにつながる。

そのインフレ動向を考える上で目先注目すべき経済指標が、9日の11月生産者物価指数(PPI)である。PPIでも予想外に強い内容が確認される場合は、上で述べたとおり米金利の反発と高止まりの要因となろう。外為市場では、調整の米ドル買いが加速することが予想される。

また、米金利の反発(高止まり)は株安の要因でもある。ゆえに、リスク回避相場(株安)も米ドル相場のサポート要因となるだろう。

米政策金利の予想推移

米政策金利の予想推移 データとチャート:OIS / Bloomberg L.P. / 6日7時30分時点

豪中銀イベントと豪ドル/米ドルのチャートポイント

終了に近づくRBAの引き締めサイクル

今日は豪準備銀行(RBA)が政策決定会合を開く。政策金利(オフィシャル・キャッシュレート)の誘導目標を25ベーシスポイント引き上げて、3.1%にするとの見方が大勢である。

利上げについては市場も織り込んでいる。よって、焦点は今後の政策スタンスにある。

来年の利上げについて短期金融市場では、あと1~2回が予想されている(レポート執筆時点では3.5%台までの引き上げが織り込まれている)。また、ロック副総裁は先月10日、利上げ停止の段階に近づいている可能性があるとの見方を示した。

今回のRBAイベントで金融引き締めサイクルが終わりに向かっている可能性を市場が意識すれば、豪ドル売りの展開が予想される。

豪ドル/米ドルのチャートポイント

豪ドル/米ドル(AUDUSD)は、フィボナッチ・リトレースメント61.8%の水準0.6860レベルで上昇が止められ、昨日は大陰線が示現した。

上で述べたRBAイベントで豪ドル売りの展開となる場合は、21日線(MA/0.6688レベル)を下方ブレイクする展開が予想される。このケースでは、フィボナッチ・リトレースメント38.2%の水準0.6590レベルのトライを想定しておきたい。先月、このテクニカルポイントで2度相場がサポートされる展開が見られた。

米金利の反発による米ドル買いや株安による豪ドル売りが加速する場合は、38.2%戻しのブレイクと半値戻しの水準0.6510レベルのトライを想定しておきたい。このテクニカルポイントでの攻防は、“サポート転換”を見極める攻防でもある。

一方、豪ドル/米ドルの反発局面では、上で述べた61.8%の水準0.6860レベルのトライおよびブレイクが焦点となろう。このテクニカルポイントの突破に失敗し続ける場合は、地合いの弱さを市場参加者に印象付けるだろう。逆に0.6860レベルの突破に成功する場合は、200日線(MA/0.6920レベル)のトライが焦点として浮上しよう。

豪ドル/米ドルのチャート

豪ドル/米ドルのチャート チャート:Trading View 日足(今年5月~)

ドル円の展望とチャートポイント

反発維持ならば137.50レベルの攻防が焦点に

連日の強い経済指標の内容を受けて、米金利の低下圧力が後退している。今日は重要な米経済指標の発表は予定されていない。しかし、米金利の反発が続く可能性があることを考えるならば、今日のドル円(USDJPY)は、戻り高値の水準を見極めることが焦点となろう。

現状、12月高安の半値戻しの水準136.76レベルを突破する局面が見られる。136.00ブレイク後にこの水準を維持した状況も考えるならば、フィボナッチ・リトレースメント61.8%の水準137.50レベルをトライする展開を想定しておきたい。この水準の攻防は、“レジスタンス転換”を見極める攻防でもある。

ドル円が137.50の突破に成功する場合(レジスタンス転換が確認されない場合)は、138円台への再上昇を想定したい。一方、ドル円が137.50レベルの突破に失敗する場合(レジスタンス転換が確認される場合)は、下落リスクを意識したい。

ドル円の下落局面では、136円台の維持が焦点となろう。直近の動きを確認すると、この水準はレジスタンスポイントとしてもサポートポイントとしても意識されやすい状況にある。ドル円が136円台の維持に成功する場合は、上で述べたレジスタンスポイントのトライおよびブレイクが焦点となろう。

一方、ドル円があっさりと135円台へ下落する場合は、直近安値133.62レベルを視野に下落幅の拡大を警戒したい。

ドル円のチャート

ドル円のチャート チャート:Trading View 1時間足(11月28日以降)

本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありません。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。 無断で複製、配布等の著作権法上の禁止行為に当たるご使用はご遠慮ください。

IG証券のFXトレード

  • 英国No.1 FXプロバイダー*
  • 約100種類の通貨ペアをご用意

* 英国内でのCFDまたはレバレッジ・デリバティブ取引(英国でのみ提供)での取引実績において、FX各社をメイン口座、セカンダリー口座として使用している顧客の割合でIGがトップ(Investment Trends UKレバレッジ取引レポート 2022年6月)

リアルタイムレート

  • FX
  • 株式CFD
  • 株価指数CFD

※上記レートは参考レートであり、取引が保証されるものではありません。株式のレートは少なくとも15分遅れとなっております。

モーニングメール

ストラテジストによる「本日の予想レンジとトレンド」を毎朝※無料でお届け中! ※メール送信は基本的に月~金の平日を予定しておりますが、ストラテジストの都合により予告なく送信を行わない日がございますので、予めご了承ください

弊社の個人情報保護方針・アクセスポリシーにご同意の上、申し込みください。

こちらのコンテンツもお勧めです

IG証券はお取引に際してお客様がご負担になるコストについて明確な情報を提供しています。

FX/バイナリーオプション/CFDのリーディングカンパニー。IG証券について詳しくはこちら

その日の重要な経済イベントが一目でわかるカレンダー。「予想値」、「前回値」、「発表結果」データの提供に加え、国名や影響度によるイベントのスクリーニング機能も搭載。