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【ドル円 (USDJPY)】目先の見通しとチャートポイント

ドル円(USDJPY)は150円台を維持している。この水準が明確にサポートへと転換すれば、ドル円の地合いの強さを市場参加者に印象付けよう。目先の見通しと注目のチャートポイントは?詳細はIG為替レポートをご覧ください。

出所:ブルームバーグ 出所:ブルームバーグ

※ユーロドルの分析記事については、こちらのレポートをご覧ください


サマリー

・150円台を維持するドル円、上値トライを意識する状況が続く
・上昇局面では、昨日高値のブレイクと151.00のトライが目先の焦点となろう
・しかしドル円の上昇局面では、不意打ちのような急落リスクを警戒したい
・ドル円が下値をトライする場合、まずは21日線と50日線の攻防に注目したい


ドル円、目先の見通しとチャートポイント

上値トライを意識する状況が続く
26日のドル円(USD/JPY)は、欧州時間に一時149.80レベルまで下落する局面が見られた。

しかし、この時の下落は一過性の動きに終わり、その後は150円台を維持する状況が続いた。昨日の高値は150.78レベル。フィボナッチ・エクステンション76.4%の水準150.63レベルを上方ブレイクする局面が見られた。

150円台を維持した状況(150.00レベルがサポートの水準へ転換する可能性が出てきたこと)も考えるならば、ドル円は上値トライを意識する状況にある。昨日の高値150.78レベルを上方ブレイクする場合は、151.00レベルのトライを想定しておきたい。

ドル円のチャート:4時間足 10月以降

ドル円のチャート:4時間足 10月以降 TradingView提供のチャートで作成


なお、通貨オプション市場のリスクリバーサルの動向を確認すると、円買い介入の可能性が意識されやすい状況にあるなかでも、1ヶ月の3ヶ月のそれらではドルプットへの傾きが後退している。そして予想変動率も低位で安定した推移が続いている。

これらの動向は、通貨オプション市場の参加者がドル円(USD/JPY)の地合いの強さを意識していることを示唆している。

ゆえに、円買い介入が実施されるか、または日米の金融政策が急速に転換しない限り、ドル円が下値をトライしても下で述べるサポートの水準で反発する展開を現時点では想定しておきたい。

リスクリバーサルと予想変動率のチャート:日足 23年5月以降

リスクリバーサルと予想変動率のチャート:日足 23年5月以降 ブルームバーグのデータをもとに作成

反落局面での焦点は?

150.00レベルが強固なレジスタンスの水準からサポートの水準へ転換する場合、ドル円(USD/JPY)はさらに上値をトライすることが予想される。そしてこの状況が続けば、昨日の欧州時間のような円高へ振れる局面が発生することが予想される。

ゆえに、これからのドル円の上昇局面では、不意打ちのような急落を常に警戒しておく必要があろう。

ドル円の下落局面では、9月以降サポートラインとして意識されている21日線(今日現在149.50レベル)の攻防が焦点となろう。昨日の安値149.80レベルの下方ブレイクは、この移動平均線をトライするシグナルと想定しておきたい。ドル円が21日線を維持し続ける場合は、地合いの強さを市場参加者に印象付けよう。

日足のストキャスティクスは、短期的な相場の過熱感を示唆している。ドル円の上昇が続けば、その過熱感がさらに高まろう。円買い介入の可能性と市場の警戒感に加えて、相場の短期的な過熱感までが意識される場合は、ドル円の21日線ブレイクを警戒したい。

実際にドル円が21日線を完全に下方ブレイクする場合、次の焦点は50日線の攻防となろう。この移動平均線は今日現在、148.16レベルまで上昇している。50日線の攻防は、148円台の維持を見極めるための攻防となろう。

ドル円が50日線をも下方ブレイクする場合は、瞬間的に147円ミドル前後の水準をトライする状況を警戒したい。147.58レベルは、7月14日の安値と昨日高値のフィボナッチ・リトレースメント23.6%の水準にあたる。今月3日の急落局面では、147.30前後で下落した後に急反発する展開となった。

ドル円のチャート:日足 23年7月以降

ドル円のチャート:日足 23年7月以降 TradingView提供のチャートで作成

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