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市場によって異なるオミクロン株への警戒心 / ドル円とポンドドルの注目ポイント

サマリー:「リスク回避の圧力は後退するもオミクロン株に対する警戒心は市場で異なる。ドル円は引き続き下落リスクを警戒。利上げ期待が後退したポンドドルも下落リスクを警戒する局面にあり。上下のチャートポイントは?」詳細はマーケットレポートをご覧ください。

出所:ブルームバーグ 出所:ブルームバーグ

市場によって異なるオミクロン株の警戒心

・米国株は反発

週明け29日の米国株式市場では、主要3指数がそろって上昇した。オミクロン株に感染しても症状が軽いとの報道、ワクチンが早期に供給されるとの期待、そして各国の素早い水際対策などが意識され、ひとまず投資家心理は落ち着きを取り戻した。

29ポイント手前まで上昇していたVIX指数は22.96ポイントまで急低下した。一方、VXNも30ポイント手前から24ポイント台へ低下している。アメリカ実質金利の上昇が抑制されていることも、米株高トレンドを支えているハイテク株や半導体株のサポート要因となった。

VIX指数とVXN指数のチャート

VIX指数とVXN指数のチャート

・米金利の上昇は抑制

一方、この日のアメリカ長期金利は、一時的なリスク回避圧力の後退で1.565%まで上昇した。しかし、その後は1.50%台まで低下する展開となった。

一方、金融政策の動向に敏感な2年債利回りは、0.5%の水準を下抜けた。

これらは月末のポジション調整に絡んだ動きの可能性もあるが、新変異型のオミクロン株に対する警戒心が後退しているならば、これら利回りは株高に追随し上昇してもおかしくなかった。しかし、利回りの上昇が抑制された事実は、オミクロン株に対する懸念が米債市場で意識されていること、そして情勢次第では景気の回復が遅れ、かつ利上げのタイミングが後ずれすることを意識した動きと捉えることができる。

なお、パウエルFRB議長は、オミクロン株が雇用と経済成長に与える影響について「ダウンサイドリスクをもたらす」と指摘。また、インフレの不確実性が増すと警戒感も示した。

米金利のチャート

米金利のチャート

ドル円 113円台を維持するも下落リスクを警戒

米国株の反発でひとまずリスク回避の圧力は後退している。ドル円(USDJPY)は、かろうじて113円台の維持に成功している。

しかし、米金利の上昇が抑制されていることはドル円の重石となろう。事実、昨日は直近高安のフィボナッチ・リトレースメント38.2%の水準113.94レベルで戻りが抑制された。21日線(SMA、今日現在114.06レベル)すらトライ出来ない状況は、ドル円の下落リスクがくすぶっていることを示唆している。

ドル円が下値トライとなる場合、目先は113.00前後の攻防が焦点となろう。113.20レベルの下方ブレイクは、113.00トライのシグナルとして警戒したい。

113円台を下方ブレイクする場合は、このレベルがレジスタンスポイントとして意識されるかどうか?この点を確認したい。昨日のように難なく113円台へ戻るならば、113.00前後を下限としたレンジ相場へシフトする可能性が出てくる。逆に113.00レベルがレジスタンスポイントとして意識される場合は、11月の重要サポートポイント112.70レベルのトライを警戒したい。

一方、米株の反発などでドル円が上値トライとなる場合は、フィボナッチ・リトレースメントの各水準と21日線の上方ブレイクが焦点となろう。特に21日線を上方ブレイクする場合、このテクニカルラインが再びサポートラインとして意識されるかどうか?この点を確認したい。

ドル円のチャート

ドル円のチャート

ポンドドル 利上げ期待の後退でダウンサイドリスクを意識する局面に

米欧金融政策スタンスの差が意識され、ユーロドル(EURUSD)は下落トレンドにある。この動きにポンドドル(GBPUSD)も追随する可能性が出てきた。オミクロン株の出現により、12月の利上げ期待がさらに後退しているからだ(短期金融市場では、12月16日の会合での利上げ確率が37%台まで低下している)。目先は、リスク回避の圧力が再び高まる局面でポンドドルの下落幅が拡大する展開を警戒したい。

下値の焦点は、フィボナッチ・リトレースメント61.8%の水準1.3274レベルの攻防である。先週26日と昨日は、このテクニカルポイントでサポートされた。

しかし、ポンドドルのサポート要因である利上げ期待が後退している現状や、オミクロン株のリスクが完全に後退していない状況も考えるならば、1.3274レベルの下方ブレイクを常に警戒したい。

実際にこのポイントを下抜ける場合、次は1.3187(昨年12月21日安値)および1.3133(昨年12月11日安値)での攻防に注目したい。これらの水準ではともに長い下ヒゲが示現し、相場が反発した経緯がある。

これらサポートポイントをも下方ブレイクする展開となれば、フィボナッチ・リトレースメント76.4%の水準1.3044レベルを視野に下落幅の拡大を警戒したい。

一方、ポンドドルが反発する局面では、10日線(EMA、今日現在1.3367レベル)の突破が焦点となろう。このラインで上値が抑制される状況が続く場合は、1.3274レベルの下方ブレイクを常に警戒しておきたい。

ポンドドルのチャート

ポンドドルのチャート

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