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焦点はジョージア州の上院決選投票 / ドル円 目先の焦点は?

今日のポイント:『市場の関心はジョージア州で5日に行われる上院の決選投票に集中。結果次第で、バイデン新政権の政策運営能力が決まる。ドル円の短期的な焦点は?』詳細はマーケットレポートをご覧ください。

焦点はジョージア州の上院決選投票

昨日の米国株式は、ジョージア州で5日に行われる上院決選投票前の持ち高調整により下落した。米株高のトレンドが崩れると米ドルが買い戻される展開は変わらず。一時102円台(安値102.69)まで下落していたドル円は、103.20レベルまで戻す展開となった。他の主要なドルストレートも欧州タイム以降は米ドルを買い戻す動きが見られた。

今後の米国政治を左右する連邦議会上院2議席を巡る戦いだが、調査会社トラファルガー・グループ(Trafalgar Group)によれば、民主党の候補者が有利となっている。だが、その差は僅差である。結果次第でバイデン新政権の政策運営能力が左右されるだけに、市場の関心は高い。

共和党が1議席以上獲得できれば、かろうじて上院を支配できる。そうなれば、バイデン新政権の政策運営能力は低下しよう。

米国経済がコロナショックから完全に立ち直っていない現状を考えるならば、迅速に景気対策を決めることができない政策運営能力の低下が目先のリスク要因だと筆者は考えている。

ジョージア州決選投票の予想

ジョージア州決選投票の予想

ドル円 目先の焦点

ドル円の予想変動率(1週間)を確認すると、上昇基調にある。予想変動率の上昇は、ドル円の下落幅が拡大する時に発生するパターンが見られる。

また、米長期金利(以下では米金利)は相変わらず0.9%台で上昇の圧力が抑制されている。米金利の反発はドル円の上昇要因だが、今はこれに期待できない状況となっている。

これらの動向を考えるならば、ドル円は引き続き下値をトライする展開を想定しておきたい。

ドル円の予想変動率と米金利の動向

ドル円の予想変動率と米金利の動向



だが、昨日の日足ローソク足を見ると長い下ヒゲが示現している。ポジションの調整による一時的な反発を想定しておきたい。

このケースでの焦点は、21日MA(103.57前後)の突破となろう。昨年12月中は、このMAで上値が抑制される局面が多く見られた。

フィボナッチ・リトレースメント50.0%の水準103.29の突破は、21日MAトライのシグナルと想定しておきたい。

21日MAを突破する場合、次の焦点は短期レジスタンスラインの攻防となろう。このラインは今週103.60→103.50で推移する。

ドル円の反発が見られても、米金利の上昇が続かなければ下落トレンドを意識する状況が続こう。

目先、下値の焦点は、昨日の下落を止めた102.70レベルである。米株が上昇しても米金利がその動きに追随できない限り、102.70の再トライを常に意識しておきたい。

一方、米株が下落するケースでは、『米ドル買いvs円買い』の戦いとなろう。昨日は米ドル買いにサポートされ103円台を回復したが、円買い圧力が勝ることで102.70をトライする展開も常に想定しておきたい。

ドル円のチャート

ドル円のチャート

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