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リスク回避で円買い ドル円の焦点は? / 豪ドル米ドルのチャートポイント

サマリー:『米長期金利は1.3%台へと急低下。リスク回避相場は円を買う唯一の要因。ドル円と豪ドル米ドルのチャートポイントは?』。詳細はマーケットレポートをご覧ください。

リスク回避で円買い ドル円の焦点は

中国当局によるネット企業への統制強化が投資家の不安心理をかき立て、昨日の米国株式市場ではS&P500とダウ平均が下落した。リスク回避の動きは米債市場にも波及し、長期金利(10年債利回り)は一時1.348%へ急低下した。2年債利回りも0.21%台まで低下した。

リスク回避の展開では、外為市場で米ドルと円買いの圧力が高まりやすい状況にある。事実、昨日はそのような展開となった。そしてドル円の下落を考えるならば、昨日は円買いの圧力が米ドル買いの圧力を上回った。

コロナワクチンの普及とそれに伴う経済回復から金融政策の正常化に焦点がシフトしている現状を考えるならば、今は日本円を積極的に買う相場環境ではない。しかし、唯一円を買う状況になり得るのがリスク回避相場であることをドル円の下落が示唆している。

今日のドル円(USDJPY)の焦点は、110.40台の攻防となるか?この点に注目したい。

110.44は、直近高安のリトレースメント61.8%の水準にあたる。110.40レベルは、6月下旬に相場をサポートした経緯がある。上述したリスク回避相場が続く場合は、これら水準のトライおよびブレイクを警戒したい。
110.40のすぐ下の水準110.36には短期サポートラインが推移している(日足チャート参照)。

短期サポートラインをも下抜ける場合は、リトレースメント76.4%の水準110.16、110.00そして109.87レベルまで浮上してきた50日EMAのトライが焦点として浮上しよう(日足チャート参照)。

一方、上値の焦点は111円台への再上昇である。111円台へ上昇する場合は、その水準を維持できるかどうか?この点を確認したい。

ドル円のチャート:1時間足

ドル円のチャート:1時間足

ドル円のチャート:日足

ドル円のチャート:日足

豪ドル/米ドルの焦点

昨日の豪ドル相場は、RBA会合の後に買い優勢の局面が見られた。豪ドル/米ドル(AUDUSD)は21日EMA(今日現在0.7570レベル)を一時的に上方ブレイクした。
しかし、買いは続かず長い上ヒゲ付きの陰線引けとなった。しかも上昇が止められた水準が、6月の下旬にレジスタンスのポイントとして相場の上値を抑制し続けた0.76レベルだった。
昨日の動きは、豪ドル相場の地合いの弱さを市場関係者に印象付けたといえる。

0.76レベルが、豪ドル/米ドルの上値の焦点として浮上してきた。この水準を突破しても、50日EMA(今日現在0.7638レベル)で反落する可能性を意識しておきたい。

一方、下値の焦点は、昨日のレポートで指摘したフィボナッチ・プロジェクション50.0%の水準0.7467、2日安値0.7446そして61.8%の水準0.7432レベルで変わらず。これらサポートポイントで下落が止められる局面が見られる場合、レンジ相場へシフトする可能性が出てこよう。

逆に、ことごとく下方ブレイクする場合は、0.74のトライおよびブレイクを警戒したい。この水準は、過去にレジスタンスのポイントとしてもサポートのポイントとしても意識された経緯がある(2つめの日足チャートを参照)。

豪ドル/米ドルのチャート

豪ドル/米ドルのチャート

豪ドル/米ドルのチャート

豪ドル/米ドルのチャート

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