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ボリンジャーバンドの定義

ボリンジャーバンドとは

ボリンジャーバンドは、テクニカル分析指標の一種です。この指標は単純移動平均線(SMA)を中心とし、上下に上限のバンドと下限のバンドがSMAを挟むかたちでチャート上にプロットされます。一般的に上下のバンドは、SMAから±2標準偏差(±2σ)となります。また、上限のバンドは抵抗線、下限のバンドは支持線となります。

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ボリンジャーバンドの計算方法

ボリンジャーバンドの中心となるラインは資産価格のSMAとなります。一般的にSMAは20日移動平均で設定されます。上限のバンドはSMAに2標準偏差を加えたラインです。一方、下限のバンドはSMAから2標準偏差(2σ)を引いたラインとなります。

20日間のSMAを計算する際は、最初に20日分の終値のデータを取得します。次にすべての終値の合計を合計日数で割って計算します。

次に上限のバンドと下限のバンドを計算します。具体的な方法は以下となります。ここでは、標準偏差は2(2σ)とします。

  • 上限のバンド = 20日単純移動平均線 + 20日の標準偏差 * 2
  • 下限のバンド = 20日単純移動平均 - 20日の標準偏差 * 2

IG証券の取引プラットフォームを使えば、ボリンジャーバンドは自動的に計算されます。

ボリンジャーバンドの特徴

投資家の多くは、マーケットボラティリティを測る指標としてボリンジャーバンドを使っています。バンドの幅が広がればマーケットのボラティリティが高いと判断します。一方、バンドの幅が狭くなれば、マーケットのボラティリティが落ち着いていると判断します。

ボリンジャーバンドには「スクイーズ」と「バウンス」という現象があります。これらは相場が大きく動く可能性や、支持線や抵抗線で反転/反落する可能性を示すと考えられています。
例えば、スクイーズ(SMAに向かって上限のバンドと下限のバンドの幅が狭まる現象)は、近い将来に資産価格が大きく動くシグナルと捉えます。一方、バウンス(資産価格が抵抗線となる上限のバンドで反落する現象)は、今後相場が下落するシグナルと捉えます。

他の指標と同じく、ボリンジャーバンドも正確に相場の方向性を予測できるわけではありません。よって、ボリンジャーバンドを使用する際は他の指標と組み合わせて、より多くの情報を集めることをおすすめします。

ボリンジャーバンドのメリットとデメリット

ボリンジャーバンドのメリット


  • ボラティリティの状況を見る上で役に立つ
  • パラメーターを簡単に設定できる
  • 視覚的にわかりやすい
  • 相場の過熱感を見る時に使われるオシレーター系指標(MACDやRSI)との相性が良い

ボリンジャーバンドのデメリット


  • 遅行指標なので正確な予測ができない
  • ボリンジャーバンドのみでは相場の状況を正確に判断できない

ボリンジャーバンドを発明したジョン・ボリンジャー自身が、ボリンジャーバンドは他のテクニカル指標と組み合わせて使うことを推奨しています。このことはボリンジャーバンドに限った話でありませんが、遅行指標のボリンジャーバンドを使う際は、特に注意すべき点と言えます。

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