アルファ値の定義

アルファ値とは

アルファとは、アクティブ運用の成果を示す数値です。アルファがプラスの場合、インデックス運用(パッシブ運用)以上の運用成績を挙げたことを意味します。一方、マイナスの場合はアクティブ運用の失敗を意味します。

また、アルファはファンドマネージャーのパフォーマンスを評価する尺度でもあります。

アルファとベータ

個別株のアルファをリターンと考える場合、ベータは変動リスクの値となります。例えばベータが1.2の場合、ベンチマークとなる株価指数と比較し20%変動の幅が拡大するリスクがあることを意味します。

アルファの例

アルファは以下の計算式で算出されます。

アルファ=期待リターンリスクフリーレートベータ値 × (ベンチマークリターンリスクフリーレート)

通常、リスクフリーレートにはその国の10年債利回りが適用されます。また、ベンチマークリターンとリスクフリーレートの差を「マーケット・リスクプレミアム」といいます。

例えば、1年後の期待リターンを12%、リスクフリーレートを10%、ベータを1.2そしてベンチマークを11%と仮定する場合、アルファは以下のように計算されます。

アルファ=12 − 10 − 1.2 × (11 − 10)

上記の式からアルファの値は0.8%となります。アルファがプラスの場合、アクティブ運用の成績がパッシブ運用のそれを上回ったことを意味します。アルファはベータ(変動リスク)により値が大きく変化します。

アルファの長所と短所

アルファの長所

アルファは、ファンドマネージャーの力量を見極める上で重要な指標です。市場の変動幅が拡大する際、買われすぎもしくは売られすぎの銘柄に投資し、それらが成功する場合アルファの値は大きくなります。この場合、アクティブ運用の成績がパッシブ運用のそれを上回ります。

アルファの短所

アルファは株価のリターンを測る指標です。異なる資産クラスがポートフォリオに組み込まれているケースでは使用することができません。

また、効率的市場仮説(EMH)によれば、市場は常にすべての情報を取り込み、それらは即座に価格にされるため、ミスプライシングが発生することはありません。このため、EMHが成立する市場では、アクティブ運用のリターンはパッシブ運用のそれ以下となります。実際、現在の金融市場ではアクティブ運用よりもパッシブ運用の方が安定的なリターンを生み出しているとの報告があります。

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