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生成AI関連の株式テーマの銘柄5選

生成AI(ジェネレーティブAI)は技術革新による変革の最中にあります。市場価値、配当金、地域を基に、この時期に注目すべき関連株5銘柄を紹介します。

market 出所:ブルームバーグ

生成AI(人工知能)は2023年の株式市場における流行語と言えるかもしれません。投資家たちが革新的な技術に飛びついたことで、次世代のAIに関連する企業の評価額は跳ね上がっています。

しかし、AIはまだ黎明期にあり、主要生成AI関連株はさらなる値上がりの可能性があります。今年注目すべき、日米5銘柄を紹介します。

生成AI株を取引する理由

生成AIは2022年の終わりから躍進しています。大規模言語モデルを基にしたオープンAIのサービス、チャットGPTが登場し人々を驚かせたことで、生成AIの開発競争が本格化しました。

生成AIは投資家の間でも注目を集めており、独自の大規模言語モデルを開発したり、生成AIを活用して生産性や利益の向上を目指したりする企業に熱い視線が注がれています。

2023年前半には多額の投資マネーが流入しており、歴代最高値に達するような長期的な成長の幕開けとなると予想されています。マッキンゼーの調査では、生成AIによる生産性の向上が、将来的に2.6兆ドルから4.4兆ドルの経済効果をもたらすと試算されています。

生成AIは投資家にとって夢のような話ではあるものの、黎明期にある技術にはリスクも伴います。これにはプライバシーの侵害や人間の仕事が取って代わられることなどへの懸念が含まれ、政府が技術の使用を制限すれば、AI関連株の伸長を妨げる可能性があります。

また、まだ比較的新しい技術に投資マネーが大量に流入したことで、銘柄の中には短期的に過大評価されているものがある可能性もあります。

生成AI株の取引のポイント

AI関連株は将来的な技術革新やそれに伴う利益を見据えて高値で取引されるため、一般的にグロース株としてみられています。グロース株はボラティリティが高くなることがあり、これは特に決算期に顕著になります。

売買のポイントを決めるためには、テクニカル分析ファンダメンタル分析を活用することが可能です。

AIとテクノロジーは密接しているため、主要テック企業の発表がAI関連株に影響を与えることも増えてきています。トレーダーや投資家は、AIの将来的な発展に欠かせない半導体製造企業などのサプライヤー側のニュースを参考にすることもできます。

初心者が注目すべき生成AI株5選

市場価値、地域、配当金を基に、9月に注目すべき生成AI関連銘柄5選をご紹介します。(株価とその推移は2023年8月30日時点のものを引用しており、過去の値動きは将来の株価動向を示すものではありません)

  1. ソフトバンクグループ(9984)
  2. 日本電信電話(9432)
  3. アドバンテスト(6857)
  4. マイクロソフト(MSFT)
  5. アルファベット(GOOGL)

ソフトバンクグループは、テクノロジー分野に多額の投資をしている企業の一つです。同社はアリババグループ、スプリント、アーム、ウーバーの株を保有しています。同社はビジョン・ファンドを通じて、市場内外で隆盛期にある技術や企業に投資をしています。

同社は8月に、大規模言語モデルの自社開発を進めるために新たな会社、SB Intuitionsを立ち上げました。SB Intuitionsは今後、AI関連の取り組みをいくつか進めるとされています。同社はプレスリリースで、「2023年度中には、生成AIの開発などに活用できる、高いデータ処理能力を有する計算基盤を構築する」としています。

ソフトバンクグループの株価は8月30日時点で年初来16.5%上昇しており、時価総額は7.95兆円、PER(株価収益率)は6.52倍となっています。同社は9月末に22円の配当金を支払う予定です。

2. 日本電信電話(9432)

日本電信電話(NTT)はテレコミュニケーションを主な事業とする多国籍企業です。固定電話回線やブロードバンドインターネット、携帯電話回線、データセンターサービスなどを通じて収益をあげています。

同社は6月、金融やヘルスケアなどのセクター向けに大規模言語モデルを2024年3月までに開発すると発表しました。また、「法人顧客向けに、AIを基にしたデジタルトランスフォーメーションなどのサービスを提供し、消費者向けには大規模言語モデルを活用したスマートフォンやスマートウォッチ向けのアプリケーションサービスを提供する予定」としています。

8月30日の大引け時点では、同社の株価は年初来で11.4%上昇しており、時価総額は14.2兆円、PERは11.86倍でした。同社の配当金は2003年以来10倍となっており、2023年には1株あたり5円が配当される予定です。

3. アドバンテスト(6857)

アドバンテストは半導体検査機器やソリューションを製造・開発する日本企業です。同社は生成AIを開発していないものの、需要が高まる半導体は技術の発展に欠かせないものとなっています。

7月の決算で、生成AIの独自開発を目指す企業により、半導体の需要が高まることを予測していると発表しました。しかし、AI関連の需要が最も高い米国と同社の関連性は低く、リスク要因の一つとなっています。

同社の株価は今年に入ってから急伸しており、8月30日時点で年初来113%上昇しています。同社の時価総額は3.35兆円で、PERは32.66倍です。今年度の配当金予想は、1株あたり65円となっています。

マイクロソフトは世界でも有数のテック企業です。検索エンジンとコンピューティングハードウェアで最も知られているほか、クラウド、ソフトウェア、サイバーセキュリティも扱っています。

クラウドサービスやソフトウェア開発で存在感を見せる世界最大のテック企業である同社にとって、生成AIの成長はメリットとなります。同社は数年に渡ってオープンAIに出資しており、2023年1月に両社は提携の延長を発表しました。

8月30日時点で同社の株価は年初来38%上昇しており、時価総額は2.44兆ドルでした。PERは33.97倍となっています。同社は8月に、0.68ドルの四半期配当金を支払いました。

グーグルの親会社であるアルファベットは、上場企業の中で4番目に市場規模が大きいテック企業です。同社は検索エンジン、広告収入、ソフトウェアやアプリケーション開発、クラウドコンピューティングから収益を上げています。

今年2月、チャットGPTのライバルとなり得るBardを開発することを発表し、将来的には人気を誇る自社の検索エンジンに組み込むことを目指しています。同社はBardとGoogle DeepMindを後押しするため、AIの研究開発に多額の資金を投資しています。

8月30日時点で、同社の時価総額は1.72兆ドル、PERは28.59倍でした。株価は年初来で54%以上上昇しています。配当金はありません。

これらの銘柄を取引するには

IG証券で口座を開設すれば、株式CFDで日本株を簡単に取引することができます。

  1. 取引システムにログインし、個別株口座を選択します。
  2. 次に、取引したい銘柄名を検索し、取引チケット上で「買い」または「売り」を選択します。
  3. ロット数を選択し、「注文確定」で取引を確定します。

※詳しくは、株式CFDについてのページをご覧ください。または、コールセンターまでお問い合わせください。


本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありません。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。 無断で複製、配布等の著作権法上の禁止行為に当たるご使用はご遠慮ください。

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