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ハイテク株の注目銘柄10選

日本企業は半導体製造に必要な装置や材料の供給において圧倒的な存在感を示しています。ここでは、ハイテク株の注目銘柄10選を紹介します。取り上げる銘柄は時価総額に基づいて選ばれています。

出所:ブルームバーグ

半導体業界を支える日本企業の株価が急騰

日経平均株価は3月4日に4万円の大台を突破し、34年前のバブル絶頂期に記録した史上最高値を上回りました。この株価上昇の大きな要因となっているのは外国人投資家です。とりわけ、人工知能(AI)や5G通信に必要な半導体の世界的な活況を支える日本の産業基盤に買いが集中しています。

日本は半導体の設計と製造において遅れを取り戻そうとしている一方で、半導体製造に必要な装置や材料においては極めて高い競争力を維持しています。この記事で紹介する日本の半導体関連企業10社のうち、7社は過去12ヶ月で株価が倍以上増加し、中には4倍になっているものもあります。

2024年に注目のハイテク株10選

ここでは、2024年に注目のハイテク株10選を紹介します。株価やその他の数値は3月7日時点の引用であり、取り上げる銘柄は時価総額に基づいて選ばれています。また、過去の値動きは将来の株価動向を示すものではありません。

  1. アドバンテスト(6857)

  2. ディスコ(6146)

  3. 日本電子材料(6855)

  4. レーザーテック(6920)

  5. 野村マイクロ・サイエンス(6254)

  6. SCREENホールディングス(7735)

  7. 信越化学工業(4063)

  8. 東京エレクトロン(8035)

  9. 東京応化工業(4186)

  10. TOWA(6315)

アドバンテストは、先端半導体を専門とする多くの企業や大学、研究機関に製品を供給し、半導体検査装置の分野で世界的な地位を確立しています。

2023年の売上高は4981億円、純利益は777億円でした。3月7日時点での株価は、過去12ヶ月で150%上昇しました。時価総額は5兆5900億円です。

ディスコは、半導体および電子部品メーカー向けに超精密加工ツールを製造しており、シリコンウェハの切断(ダイシング)、研削(グラインディング)、研磨(ポリッシング)を中核事業としています。同社株は日経平均銘柄の構成銘柄として4月1日に採用される予定です。

2023年の売上高は2822億7000万円、純利益は744億5000万円でした。株価は過去12ヶ月で256%上昇しています。時価総額は5兆4300億円です。

日本電子材料は、半導体検査用部品「プローブカード」を製造しています。これは半導体製造の前工程で集積回路(IC)などの良否を判定する「ウエハテスト」で使用されるものです。

株価は過去12ヶ月で113.5%上昇しており、時価総額は388億2000万円となっています。

レーザーテックは、高精度産業向けの検査および測定機器を設計・製造しています。同社のレーザー技術は、半導体や医療機器製造、時計製造などに使用されています。

2023年度の売上高は1927億2000万円、純利益は547億8000万円でした。株価は過去12ヶ月で80.7%上昇しています。時価総額は3兆7600億円です。

野村マイクロ・サイエンスは、半導体生産工場(ファブ)向けの純水製造装置を製造しています。半導体ウェハを傷つけることなく汚染物質や製造副産物を吸い出すために、半導体チップ1つにつき約100リットルもの超純水が使用されるため、ファブでは数百万リットルもの超純水を必要とします。

株価は過去12ヶ月で382.7%上昇しており、時価総額は2139億円となっています。

SCREENホールディングスは半導体製造用のシリコンウェハを洗浄する3つの産業用装置で、世界最大のシェアを誇ります。また、半導体露光装置、アニール装置、検査・測定装置なども手がけています。

ディスプレイ製造では、感光性レジストを塗布・塗工する技術で圧倒的な優位性を確立しています。プリント基板やデジタルプリントなどでも高い技術力を見せるほか、水素電解など新技術にも積極的に取り組んでいます。

2023年の売上高は4733億3000万円、純利益602億円でした。株価は過去12ヶ月で227.9%上昇しています。時価総額は1兆9800億円です。

信越化学工業は、半導体に用いられるシリコンウェハとポリ塩化ビニル(PVC)樹脂で世界最大のシェアを誇ります。また、半導体製造で使用されるフォトレジストとフォトマスクブランクスでも、世界第2位のシェアを獲得しています。同社は日本国内40ヶ所に工場を有し、海外17ヶ国にも65の工場を構えています。

2023年の純利益は4066億6000万円、売上高は1兆8200億円でした。株価は過去12ヶ月で57.2%上昇しています。時価総額は13兆1800億円です。

東京エレクトロンは半導体製造装置の大手メーカーです。半導体製造に関わる4つの産業プロセスで世界第1位、その他の4つのプロセスでは世界第2位のシェアを誇ります。また、半導体製造装置の業界では21,645件という最多の特許を保有しています。

同社は最近、世界の半導体市場が2030年には2倍の1兆ドルに成長すると見込んでいることを明らかにしました。「顧客の資本集約度と現在の市場占有率に変化がない限り、売上高はほぼ倍増する」と述べています。

2023年の売上高は1兆8400億円、純利益は3576億9000万円でした。株価は過去12ヶ月で144.2%上昇しています。時価総額は18兆6800億円です。

東京応化工業は、半導体用フォトレジストの世界市場で26.1%のトップシェアを獲得したことを発表しました。この素材はフォトリソグラフィで使用される感光性素材で、フォトマスクと呼ばれる原版に描かれたデザインを縮小して半導体チップに転写する工程で使用されます。

2023年度の売上高は1627億7000万円、純利益は127億円です。株価は過去12ヶ月で75%上昇しています。時価総額は5975億円です。

TOWAは、半導体を樹脂で封止し、汚染・湿気・外部衝撃から保護する超精密金型において、世界で60%のシェアを獲得しています。

2023年度の売上高は456億8000万円、純利益は48億3000万円でした。株価は過去12ヶ月で407.6%上昇しています。時価総額は2612億円です。

これらの銘柄を取引するには

IG証券で口座を開設すれば、CFDで日本株を簡単に取引することができます。

  1. 取引システムにログインし、個別株口座を選択します。
  2. 次に、取引したい銘柄名を検索し、取引チケット上で「買い」または「売り」を選択します。
  3. ロット数を選択し、「注文確定」で取引を確定します。

※詳しくは、株式CFDについてのページをご覧ください。または、コールセンターまでお問い合わせください。


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