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カーブスホールディングスの株価は、業績予想の上方修正で急伸

ハイテクや半導体関連銘柄が苦戦した一方で、カーブスホールディングスは業績予想の上方修正で急伸した。取り上げる銘柄は時価総額に基づいて選ばれています。

chart 出所:ブルームバーグ

日本株は12日、前場で苦戦したものの、後場では回復した。ハイテクや半導体関連銘柄は、前日の米市場の下落を受け、前場で急落した。一方、女性向けフィットネスジムを運営するカーブスホールディングス(7085)は下落トレンドとは対照的に、業績予想を見直したことで急伸した。

12日の米市場では、予想をわずかにわずかに上回ったインフレ率が株価に影響を与えることはなく、 S&P500は過去最高値となる5,175.27ドルで大引けとなった。消費者物価指数(CPI)の報告書によると、2月の物価上昇率は0.4%で、前年同月比で3.2%となった。

しかし、株価はこの数値を向かい風とせず、オラクル(ORCL)は四半期決算を発表したことで11.75%上昇した。エヌビディア(NVDA)も反発し、7%以上上昇したことで半導体セクターを押し上げた。

日本株は下落したものの、後場で安定を取り戻した

日経平均株価は、円高と日本銀行による長期金利政策の見直しが迫っているとの懸念から11日に急落し、12日の朝も下落が続いた。特に、ハイテクと半導体関連銘柄の売りは朝に集中した。

しかし、昼近くに米ドル/円相場は147円を超える水準にまで上昇し、株価は後場で大幅に回復した。これは日銀の植田総裁による参議院の財政金融委員会での発言を受けたもので、3月の会合でマイナス金利政策を見直すとの期待は薄まった。

最終的に、日経平均株価は小幅安の38,797円51銭で大引けとなり、前週の高値からは大きな下落となった。11日と12日には銀行株の売りが集中し、投資家たちはこれが利確売りだったのか、下降トレンドの始まりなのかを見極めている。

カーブスホールディングスは、業績予想の上方修正で急伸

多くの銘柄が12日に苦戦した中、女性向けのフィットネスジムを運営するカーブスホールディングスの株価は急伸した。同社は前日、2024年8月期累計および通期の連結業績予想を発表した。これは直近の業績の動向や、今後の見通しを踏まえたものだとしている。

同社は女性向けに、30分間の運動教室を運営している。同社の主な顧客層は50歳以上の女性で、会員の約80%が「運動は得意でない」と考えている。会員は予約無しで参加し、インストラクターから丁寧に運動指導を受けることができる。

同社は米国のカーブス・インターナショナルとのマスターライセンス契約に基づき、2005年にカーブスブランドを日本で展開するために設立された。さらに、2008年10月には、現在コシダカホールディングス(2157)として知られる株式会社コシダカの連結子会社となった。2019年10月には店舗数が2,000店舗を突破し、2020年3月にはコシダカグループからスピンオフしたことで独立し、東京証券取引所一部に単独で上場した。

同社は11日、通期の連結純利益予想を従来の29億円から、30.2億~31.4億円に上方修正した。会員数の増加に加え、新商品の販売が拡大したことで、売上高が当初の予想を上回るとしている。また、これを機に広告宣伝費を前回予想より4~6億円増額する予定だと発表した。

これを受けて同社の株価は12日に8.7%上昇し、2023年8月以来最高値水準に到達した後、さらに上昇を続けて15日には817円で取引を終えた。

15日の日経平均株価は、前日比0.26%安の38,707円64銭で取引を終えた。

取り上げる銘柄は時価総額に基づいて選ばれています。過去の実績は将来の株価動向を示す指標ではありません。

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※詳しくは、株式CFDについてのページをご覧ください。または、コールセンターまでお問い合わせください。


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