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【ドル円】ついに155円台の攻防へシフト!今日の展望とチャートポイント

ドル円(USD/JPY)、ユーロ円(EUR/JPY)そしてポンド円(GBP/JPY)は昨日、重要なチャートポイントやテクニカルラインを突破した。ドル円のみならず主要なクロス円でも上昇幅が拡大している状況は、円安圧力の根強さを示唆している。根強い円安が続くなか、ドル円で注目しておきたいチャートポイントは?詳細はIG為替レポートをご覧ください。


サマリー

・ドル円、ユーロ円そしてポンド円は重要なチャートポイントを突破した
・ドル円が155.28レベルを完全に突破すれば、さらなる上値トライを意識したい
・ドル円の反落局面では、155.00前後のサポート転換が重要な焦点に
・ドル円が155円台へ上昇したことで、円買い介入の警戒レベルが上がっている


ドル円:今日の見通しとチャートポイント

ドル円(USD/JPY)は24日、強固なレジスタンスの水準として意識されていた155.00レベルをブレイクアウトした。

重要なチャートポイントを突破したことで、ドル円はさらに上値をトライするかどうか?この点を見極める局面にある。

注目は米債市場の動きである。現在の米債市場は、経済指標にらみの展開となっている。

今週は、26日の3月個人消費支出(PCE)価格指数(PCEデフレーター)が米債市場の変動要因となろう。3月の消費者物価指数(CPI)ではインフレ圧力の根強さが確認され、米金利が上昇した。米連邦準備制度理事会(FRB)が注視するPCEデフレーターでも同じ状況が確認される場合は、米金利のさらなる反発、または高止まりの展開が予想される。

この状況は日米利回り格差の拡大を促す要因となろう。

日米利回り格差とドル円の動向:23年4月以降

日米利回り格差とドル円の動向:23年4月以降 ブルームバーグのデータをもとに筆者が作成


また、ドル円の反落局面で155.00前後がレジスタンスからサポートの水準へ転換するかどうか?この点を確認することも重要な焦点となろう。

ドル円が155円台へ上昇したことで、円買い介入に対する警戒レベルが一段と高まっている。この状況でもドル円が155.00前後でサポートされる状況が続く場合は、地合いの強さ(円安圧力の根強さ)を市場参加者に印象付けよう。

155.28レベルの突破と156.00のトライ
今日もドル円(USD/JPY)が上値をトライする場合は、IG為替レポートで注目しているV計算値の水準155.28レベルの攻防に注目したい(下のチャート、赤ラインを参照)。昨日は高値155.37レベルまで上昇したが、日足ローソク足の実体ベースでは155.28レベルを意識する状況にある。

ドル円が155.28レベルを完全に上方ブレイクする場合は、156円(156.00)を視野に上昇幅の拡大を意識したい。同時に円買い介入による突発的な円高も常に警戒しておきたい。

ドル円のチャート:日足 23年12月下旬以降

ドル円のチャート:日足 23年12月下旬以降 TradingView提供のチャートで作成

反落の局面では155.00前後と10日線の攻防が焦点に

一方、今日以降の経済指標が米ドル安の要因となる場合は、ドル円(USD/JPY)の反落を想定しておきたい。このケースでは、上で述べた155.00前後の維持(サポート転換)が焦点となろう。

ドル円が154円台の攻防へシフトする場合は、10日線の攻防が焦点として浮上しよう(上のチャート、緑ラインを参照)。この移動平均線は今日現在、154.56レベルで推移している。

10日線を挟むかたちで直近高安のフィボナッチ・リトレースメント23.6%の水準(154.71レベル)と38.2%の水準(154.30レベル)が展開している。前者の23.6%戻しはサポート転換を意識する水準である。また、154.00レベルは半値戻しの水準にあたる。

円買い介入以外でドル円が10日線を一気に下方ブレイクする場合は、半値戻しの水準までの反落を警戒したい。

ドル円のチャート:1時間足 4月10日以降

ドル円のチャート:1時間足 4月10日以降 TradingView提供のチャートで作成

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