コンテンツにスキップする

外国為替証拠金(FX)及びCFD取引はレバレッジ取引であり、元本や利益が保証されていません 外国為替証拠金(FX)及びCFD取引はレバレッジ取引であり、元本や利益が保証されていません

ドル円の上昇は米金利次第 / ドル円とユーロドルのチャートポイント

サマリー:「昨日のドル円は米金利の上昇に連動し110円台へ。今後も米金利にらみの展開が続くことが予想される。ユーロドルはテクニカルと金融政策の面で反落リスクを警戒したい。注目のチャートポイントは?」詳細はマーケットレポートをご覧ください。

出所:ブルームバーグ 出所:ブルームバーグ

ドル円の上昇は米金利次第

昨日の米債市場は、月末のリバランスにより長期金利が一時1.31%台まで上昇した。

米金利の上昇に連動し、ドル円(USDJPY)は109.60レベルでサポートされ、110円台へ上昇する局面が見られた。米金利の反発が一巡すると、ドル円の上昇も抑制された。昨日の動向は、ドル円の上昇は米金利次第ということを示唆している。

米長期金利とドル円の動向

米長期金利とドル円の動向

ドル円のチャートポイント

今日は8月ADP雇用統計と同月ISM製造業景気指数が発表される。これらが総じて予想を上回る場合、米金利の反発が続く可能性がある。

だが、9月21-22日のFOMCに影響を与えると考えられる指標は、3日の8月雇用統計である。これから各市場は雇用統計にらみの局面に入っていくことが予想される。米金利とドル円(USDJPY)が大きく動くならば、雇用統計後になる可能性があろう。

ドル円のチャートを確認すると、昨日は短期サポートラインで見事に相場が反発した。長い下ヒゲが示現したことも考えるならば、このラインは今後も意識される可能性があろう。

別の見方をすれば、89日EMA(今日現在109.57レベル)が相場をサポートしたと考えることもできる。すぐ下の100日EMA(今日現在109.45レベル)も7月19日や8月24日にドル円の下落を止めた経緯がある。短期サポートラインを下方にブレイクしてもリスク回避相場へ転じない限り、これら移動平均線がドル円をサポートする展開を想定しておきたい。

今日も米金利の反発基調が続くことでドル円が上値トライとなる場合、まずは110.20前後の攻防となるか?この点に注目したい。

この水準を突破すれば、短期レジスタンスライン(今日現在110.34レベル)を視野に上昇する可能性があろう。

ドル円のチャート

ドル円のチャート

ユーロドルのチャートポイント

ユーロドル(EURUSD)は、リトレースメント76.4%の水準と50日EMA(今日現在1.1824レベル)で上昇が止められ、長い上ヒゲが示現した(日足ローソク足)。1.18台の維持には成功しているが、スローストキャスティクスの動きも考えるならば、ユーロドルの反落を警戒したい。

今日の上値の焦点は、上で述べた50日線とリトレースメント76.4%のブレイクである。これらのテクニカルポイントで連日上値が抑制される場合は、反落リスクを警戒したい。実際にユーロドルが反落する場合は、1.1720-30ゾーンを維持できるかどうか?この点に注目したい。

なお、昨日はホルツマン・オーストリア中銀総裁からパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の縮小に関するコメントが聞かれた。しかし、ラガルドECBは緩和スタンスを維持している。今後PEPPが予定どおり来年3月で終了しても、ラガルドECBは従来の資産購入プログラム(APP)で対応する可能性がある。よって金融政策の面では、FRBが正常化に向けて一歩リードしている状況が続こう。この点を考えるならば、ユーロドルが上昇しても反落リスクを意識する局面にあると筆者は考えている。

ユーロドルのチャート

ユーロドルのチャート

本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありません。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。 無断で複製、配布等の著作権法上の禁止行為に当たるご使用はご遠慮ください。

IG証券のFXトレード

  • 英国No.1 FXプロバイダー*
  • 約100種類の通貨ペアをご用意

* 英国内でのCFDまたはレバレッジ・デリバティブ取引(英国でのみ提供)での取引実績において、FX各社をメイン口座、セカンダリー口座として使用している顧客の割合でIGがトップ(Investment Trends UKレバレッジ取引レポート 2022年6月)

リアルタイムレート

  • FX
  • 株式CFD
  • 株価指数CFD

※上記レートは参考レートであり、取引が保証されるものではありません。株式のレートは少なくとも15分遅れとなっております。

モーニングメール

ストラテジストによる「本日の予想レンジとトレンド」を毎朝※無料でお届け中! ※メール送信は基本的に月~金の平日を予定しておりますが、ストラテジストの都合により予告なく送信を行わない日がございますので、予めご了承ください

弊社の個人情報保護方針・アクセスポリシーにご同意の上、申し込みください。

こちらのコンテンツもお勧めです

IG証券はお取引に際してお客様がご負担になるコストについて明確な情報を提供しています。

FX/バイナリーオプション/CFDのリーディングカンパニー。IG証券について詳しくはこちら

その日の重要な経済イベントが一目でわかるカレンダー。「予想値」、「前回値」、「発表結果」データの提供に加え、国名や影響度によるイベントのスクリーニング機能も搭載。