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RBAイベントと豪ドル相場 / 豪ドル米ドルと豪ドル円のチャートポイント

サマリー:「今日は豪準備銀行(RBA)理事会がある。焦点はテーパリングの動向と経済見通しにある。豪ドル米ドルと豪ドル円の焦点は?上下のチャートポイントは?」詳細はマーケットレポートをご覧ください。

出所:ブルームバーグ 出所:ブルームバーグ

RBAイベントと豪ドル相場

今日は豪準備銀行(RBA)理事会がある。オーストラリア(豪州)ではデルタ株の感染拡大により主要都市でロックダウンの措置が取られ、景気の回復が遅れるとの懸念が高まっている。この点については、先月17日に公表されたRBA議事要旨でも指摘されている。よってRBAは、今回の理事会で国債購入の縮小(テーパリング、9月上旬から50億豪ドルから40億豪ドルへの縮小)を延期する可能性がある。

テーパリングの動向も重要だが、より注目すべきはRBAが示す豪州経済の見通しである。この点が今後の豪金融政策のスタンスを左右するからだ。

豪州経済に大きな影響を与える中国経済の動向を主要な指標データで確認すると、減速を示す兆候が見られる。このタイミングでデルタ株の感染拡大により豪州経済の回復が遅れる懸念をRBAが示すならば、金融政策の正常化(利上げまで)に時間がかかるとの思惑が外為市場で高まろう。テーパリングの延期、および将来の景気回復に対する懸念が示される場合は、豪ドル売りの展開を想定しておきたい。

一方、RBAが計画通りにテーパリングを進めるスタンスを示すならば、豪ドル相場は上昇する展開が予想される。だが、声明文で先行きリスクについて言及する場合、豪ドル買いは一過性で終了する可能性があろう。


豪ドル/米ドルのチャートポイント

豪ドル/米ドル(AUDUSD)は、8月下旬以降の米ドル安トレンドにサポートされ0.71の維持に成功し、現在は0.74台まで反発している。

しかし、3日に100日EMA(今日現在0.7469レベル)で上値が抑制され、昨日は陰線引けとなった。このタイミングでRBA理事会が豪ドル売りのイベントとなれば、50日EMA(今日現在0.7391レベル)の維持が焦点となろう。

50日線を下方ブレイクする場合は、21日EMA(今日現在0.7345レベル)がレジスタンスラインからサポートラインへ転換するかどうか?この点を確認したい。

一方、RBAがテーパリングの計画を維持する場合は、豪ドル買いの展開を予想する。このケースでは100日線、短期レジスタンスライン(今日現在0.7487レベル)および5月の高値と8月の安値の半値戻し0.7497レベルの突破が焦点となろう。

0.75台へしっかりと乗せてくる場合は、明日以降、フィボナッチ・リトレースメント61.8%の水準0.7590を視野に上昇幅が拡大する展開を意識したい。

豪ドル/米ドルのチャート

AUDUSDのチャート

豪ドル円のチャートポイント

豪ドル/米ドル(AUDUSD)に追随し、豪ドル円(AUDJPY)も反発基調にある。

しかし、直近の動向を確認すると、100日EMA(今日現在81.77レベル)および5月の高値と8月の安値の半値戻し81.83レベルで上昇が止められている。このタイミングでRBAイベントが豪ドル売り要因となる場合、これらテクニカルポイントが新たなレジスタンスの水準として意識される可能性が出てくる。

豪ドル円が反落する場合は、豪ドル/米ドルと同じく50日EMA(今日現在81.20レベル)および21日EMA(今日現在80.69レベル)の攻防に注目したい。50日線は、今年の3月下旬から6月中旬にかけて相場をサポートした経緯がある。一方、21日線については、レジスタンスラインからサポートラインへ転換するかどうか?この点が重要なポイントとなろう。

RBAイベントで豪ドル買いの圧力が高まる場合は、上で述べた2つのテクニカルポイントの突破と短期レジスタンスラインのトライが焦点となろう。このラインは今日現在、82.44レベルで推移している。

豪ドル円のチャート

AUDJPYのチャート

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