2016 6/20【IGテクニカル分析】

ドル円(USD/JPY)とユーロドル(EUR/USD)のテクニカル分析レポート。 テクニカルポイントに加え、直近のオーダー状況の情報も満載。

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Technical analysis highlights

USD/JPY

レジスタンス 106.57:リトレースメント38.20% 105.00:心理的節目・5日MA
サポート 103.20:本邦輸出企業の採算レート 103.00:厚いビッド、オプションバリア

105円台への再上昇に四苦八苦していること、日足&週足の一目の状況(三役逆転の状況)を考えるならば、今週もダウンサイドリスクを警戒したい。

目先注視すべき攻防分岐は、103.20レベル。テクニカルというよりは、円売り介入の警戒感を高めるという観点で注視すべき水準であることは、17日のテクニカルレポートでも指摘した通り。日足のRSIが売られ過ぎの30.00水準を下方ブレイク後、再び30.00以上へ転じている点を考えるならば、103.20トライの前に短期的なショートカバーの可能性も出てきた。だが、反発へ転じても、5日MA(青ライン)が推移している節目の105.00はもちろんのこと、ネックライン(5-6月高安のリトレースメント38.20%)の106.50台すら突破出来ないようでは、103.20を下方ブレイクする円高を常に警戒しておくべきだろう。

103.20以上の円高となった場合、注視すべきは101.00の維持となろう。この水準は、2014年2月から7月にかけて相場をサポートし続けた経緯があり、市場参加者も100円トライ前の重要サポートポイントとして警戒しているレベルである。

尚、直近のオーダー状況だが、103.00には厚いビッドとオプションバリアが観測されている。また、下の水準には売りのストップオーダーの観測もある。

EUR/USD

レジスタンス 1.1417:6/9高値 1.1350:リトレースメント76.40%、オファー
サポート 1.1300:サポートポイント 1.1100:心理的節目、ビッド

目先の想定コアレンジを1.1100-1.1500と想定。英国のEU離脱の是非を問う国民投票前までの焦点は、どちらのレンジをローソク足の実体ベースで突破できるか、この点となろう。

今月13日以降、相場をレジストし続けてきた1.1300を本日早朝のオープンであっさりと上方ブレイクした。RSIが売り買い分水嶺の50.00を再び上回り、日足の一目/遅行線(黄ライン)もローソク足の実体とクロスしている状況を考えるならば、目先はリトレースメント76.40%戻しの水準である1.1350レベルを目指す展開を想定したい。この水準にはオファーが観測され、且つ上の水準には短期レジスタンスラインが推移している。テクニカル&オーダー状況の両面で重要な1.1350レベルを上方ブレイクした場合は、1.14トライのシグナルと認識したい。1.14台へ上昇した場合、1.1417(6/9高値)、1.1447(5/11高値)の攻防が焦点となろう。

一方、下値の焦点は目先、1.1300がレジスタンスからサポートへ転換するかどうか、まずはこの点を確認したい(ネックラインとしての1.1300)。そのような展開となれば、1.14台への再上昇の可能性が高まったと判断したい。1.13台を下方ブレイクしても、想定レンジの下限である1.1100を維持する限りは、1.14台への再上昇の可能性を常に意識したい。

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