2016 6/17【IGテクニカル分析】

ドル円(USD/JPY)とユーロドル(EUR/USD)のテクニカル分析レポート。 テクニカルポイントに加え、直近のオーダー状況の情報も満載。

チャート

Technical analysis highlights

USD/JPY

レジスタンス 105.40前後:5日MA 105.00:心理的節目
サポート 103.55:6/16安値 103.20:本邦輸出企業の採算レート

ついに重要サポートポイントの105.00を下方ブレイクした。その後、104.60レベルまで反転する局面は見られたが、105円台の再上昇に失敗した点を考えるならば、105.00がレジスタンスとして意識されるかが目先の焦点となろう。ただ、105円台への再上昇に成功しても、今月7日以降、相場をレジストし続けている5日MA(青ライン)を突破出来ない限り、再度の105円割れの展開を想定したい。

上記のレジスタンスポイントで上値がレジストされた場合、目先の焦点は16日安値103.55レベルとなろう。ただ、「IG-DAILY FOREX REPORT」でも指摘した通り、個人的に注視しているのは103.20レベル(本邦輸出企業の採算レート)だ。この水準はテクニカルというよりは、円売り介入観測が高まる水準として注視したい。下方ブレイクした場合は、介入警戒感とのせめぎ合い相場となることで、ドル円のボラティリティが一層拡大することが想定される。

尚、103.00に厚いビッドとオプションバリアが観測されている点も考えるならば、103.20-103.00をサポートゾーンと想定したい。

EUR/USD

レジスタンス 1.1348:リトレースメント76.40%、オファー 1.1306:リトレースメント61.80%
サポート 1.1170:サポートライン 1.1131:6/16安値

昨日のローソク足は、長い下ヒゲが出現しての陰線引け。しかも、ローソク足の実体ベースで5日MA(赤ライン)の上方ブレイクに成功している(今月8日以来)。これらの点を考えるならば、「セリング・クライマックス」のように思える。だが、1.1300手前で上値がレジストされ続けている事実、そしてオシレーター系では若干ユーロ売り優勢に傾いている状況も考えるならば、引き続きダウンサイドリスクを警戒したい。

1.13台の再上昇に失敗し続けた場合、目先の下値焦点はサポートラインの再トライとなろう。このラインは今日現在、1.1170レベルで推移している。再び下方ブレイクした場合は、昨日安値1.1131、および心理的節目でありビッドが置かれており、且つリトレースメントの全戻しの水準でもある1.1098(1.1100)の順でサポートポイントを想定したい。

一方、上値の焦点は上記の1.1300レベルとなろう。この水準は昨日安値からのリトレースメント61.80%にあたる(1.1307)。1.13台へ再上昇した場合は、リトレースメント76.40%の1.1348(1.13ミドル)が次の焦点として浮上しよう。尚、後者のレベルには短期レジスタンスラインがクロスし、且つオファーも観測されている。

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