2016 5/17【IGテクニカル分析】

ドル円(USD/JPY)とユーロドル(EUR/USD)のテクニカル分析レポート。 テクニカルポイントに加え、直近のオーダー状況の情報も満載。

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Technical analysis highlights

USD/JPY

レジスタンス 110.00:心理的節目・厚いオファー 109.46:リトレースメント61.80%
サポート 108.03:リトレースメント38.20% 107.55:リトレースメント50.00%

昨日は109.00を挟んでのこう着状態となった。ローソク足は、10日以降、陽線と陰線が交互に出現する展開となっており、市場の気迷いを示唆している。トレンドの明確化には、108.00-109.50のコアレンジをブレイクすることが求められる。

上値の焦点は目先、105.55レベルからのリトレースメント61.80%をローソク足の実体ベースでの突破が焦点となろう。その場合、次の焦点として浮上するのは、心理的節目の110.00。このレベルには輸出も含めたオファーが観測されている。また、もう一つ注視すべきテクニカルポイントがある。それが50日MA(緑ライン)だ。このMAは、4月下旬に112円台への再上昇を連日阻んだ「実績」があるが、今日現在、110.28レベルまで低下している。110.00の突破に成功しても、このMAで上値がレジストされるならば、110.00突破は「だまし」となろう。ローソク足のパターンとしては上ヒゲ付きの陰線が出現する展開が想定される。

一方、下値の焦点は5月3日安値105.55レベルを起点とした短期サポートラインの攻防が目先の焦点となろう。このラインを下方ブレイクした場合は、13日高値109.56からのリトレースメント38.20%にあたる108.03レベル及び50.00%にあたる107.55レベルが次の焦点として浮上しよう。これらレベル下にはビッドが観測されている。

EUR/USD

レジスタンス 1.1400:オファー 1.1366:21日MA
サポート 1.1254:一目/雲の上限 1.1218:4/22安値

17日は、1.13前半でこう着状態となった。ローソク足は十字線に近い形状に。今後の下値トライに市場の気迷いが感じられる。だが、サポートラインや21日MA(青ライン)の下方ブレイク、及び日足の一目/遅行線(黄ライン)やRSIの動向を考えるならば、1.12台の攻防シフトを引き続き警戒したい。チャートポイントは、昨日と大きな変更はないが、日足の一目/雲の上限が1.1250台まで上昇している。

直近のオーダー状況だが1.1270レベルにはビッド、1.1220レベルには厚いビッドがそれぞれ観測されている。一方、オファーは1.1360レベル及び1.1400レベルにそれぞれ観測あり。21日MAが1.1366レベルで推移している点を考えるならば、目先の上値焦点は、1.1370台への再上昇となろう。

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