本日はレンジ相場を想定

Market Summary
3日の海外外為市場は、米ドル売り優勢の展開となった。この日の米国市場は「株安 / 金利低下」の展開に。ドル円は、日米利回り格差の縮小を背景に欧州タイム序盤から売り圧力が高まり、110.49まで下落した。一方、クロス円は米ドル安がドル円の下落圧力を相殺し、ユーロ円以外は総じて底堅さを維持した。ユーロドルは材料不足もあり1.16台で売り買い交錯の状況が続いた。
米株は主要3指数が下落した。4日の祝日(独立記念日)を前にした利益確定売りに圧され、ダウ平均は前日比132.36ポイント安の24,174.82と4営業日ぶりに反落して終了。顧客情報流出問題に直面しているフェイスブックをはじめ、この日は主力ハイテク株への売り圧力が高まり、ナスダック総合株価指数も同比65.013ポイント安の7502.674で終えた。NY原油先物8月限は増産観測により上値が抑制されるも、リビアとイランの政治情勢そしてカナダのオイルサンド開発大手シンクルードの操業停止を背景とした供給問題が相場をサポートし、前日比0.20ドル高1バレル=74.14と小幅に反発した。一方、NY金先物8 月限は米ドル安が好感され、前日比11.8ドル高の1トロイオンス=1253.5と反発して引けた。

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Market Analysis
3日の米長期金利は、NY原油先物が75ドル台の水準に乗せても米株下落の方に反応し低下。前日の「米株上昇 / 金利上昇」も考えるならば、現在の米長期金利のトレンド決定要因は原油価格から米株にシフトしている。国内株式の軟調地合いや欧州株高に対するドル円の反応が鈍い点も考えるならば、目先のドル円相場は米株に左右される状況が続こう。一方、ユーロドルは、欧州の政治リスクが後退し且つ米欧貿易摩擦も小康状態にあることから、1.1500-1.1720をコアレンジとした売り買い交錯相場の展開となっている。リスクリバーサルにも大きな変動は見られない。5日以降の米国イベント(=FOMC議事録 / 米雇用統計)後に新たなトレンドが発生する展開を想定したい。
本日は独立記念日で米国勢が不在となる。また、日中欧の株価指数先物に大きな変動が見られないことも考えるならば、本日のドル円は110円台での売り買い交錯相場を想定したい。110.40、110.20および110.00にはそれぞれビッドの観測あり。クロス円では豪ドル円の動向を注視したい。5月貿易収支および小売売上高の内容次第で上限に振れる可能性がある。両指標が予想以上ならば、82.20-35のトライとなるか注目。このレベルには短期レジスタンスライン、21日MA、標準誤差回帰分析バンドの中心線が展開している。逆に市場予想を下回る場合は、81.00を視野に下落幅の拡大を警戒したい。だが、株式市場が崩れない限り標準誤差回帰分析バンドの下限を下方ブレイクする可能性は低い。
一方、ユーロドルはドル円同様レンジ相場を想定したい。上値の焦点はリトレースメント23.60%の水準1.1720で変わらず。下値の焦点は1.16台の維持となろう。1.1700および1.1710にはオファーが観測されている。1.1600ではオプションバリアの攻防を想定したい。


【チャート①:米10年債利回り / 米S&P500】

US 10years Yield S&P500 米10年債利回り

【チャート②:豪ドル円】

豪ドル円 AUDJPY

【チャート③:ユーロドル】

EURUSD ユーロドル

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