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本日はレンジ相場を想定

Market Overview

4日の海外外為市場では、米ドルの売り買いが交錯した。欧州タイムは米ドル高調整地合いの展開に。NYタイムでは良好な米指標データを背景に、一転して米ドルを買い戻す動きが強まった。ドル円は安値112.32から112.94まで反発。一方、ユーロドルは1.1788まで上昇後、1.17ミドル割れの水準まで米ドルが買い戻された。ただ、この日の米債券市場では、引き続き米債を買い戻す動きが優勢となったため(=米金利が低下したため)、ドル円は113.00をトライできず失速。ユーロドルも1.1760レベルを中心に方向感のない展開となった。

米国株式市場は、今週に入り相次ぐ良好な指標データがサポート要因となり、主要3市場がそろって最高値を更新する展開に。ただ、過熱感が高まっていることに加え、米金利の低下や原油価格の続落もあり上昇幅は限定的だった。NY原油先物11月限は米原油生産の拡大が嫌気され、前日比0.44ドル安の1バレル=49.98と続落。約2週間ぶりに節目の50ドルを割り込んだ。一方、NY金先物12 月限は米ドル相場の動向に左右される中、4営業日ぶりに反発。前日比2.2ドル高の1トロイオンス=1276.8で取引を終了した。

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Analyst's view

4日のレポート「米長期金利とドル相場の展望」の中で、米長期金利の低下(=米債の買戻し)に伴う米ドル高の調整地合いを警戒したいと指摘したが、昨日はその動きが散見された。2017年に入り米10年債利回りは、21日MA(1か月平均)をまたぐ展開となっている。21日MAから上下ともに0.12ポイント以上かい離すると反転するというパターンが見られるが、直近も0.12ポイント以上かい離した後に反転している(チャート①参照)。株高トレンドが続き、原油先物相場も50ドル前後で安定的に推移している状況下で長期金利が再び低下基調にある主因は、ポジション動向にあろう。9月上旬以降の金利反発局面とそれに伴う米債ロングの調整を経て、価格と流動性の両面で、現在は米債買いが入りやすい状況にある。このため今週は株高に追随出来ない状況が見られる。

株高の維持と米債券市場で再び債券買い圧力が強まっている点を考えるならば、本日のドル円は112円を中心に売り買い交錯の展開を想定したい。上値の攻防分岐は引き続き短期レジスタンスラインとなろう。このラインは今日現在、113.13レベルで推移中。113.00-113.10ゾーンにはオファーの観測あり。一方、下値の攻防分岐は、昨日安値112.32となろう(チャート②参照)。ユーロドルも1.17台を中心とした売り買い交錯相場を想定したい(チャート③参照)。


【チャート①:米10年債利回りのテクニカル分析】

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【チャート②:ドル円チャート】

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【チャート③:ユーロドルチャート】

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