FOMC後はドル売り加速も

Fundamentals Analysis Highlights

14日の海外外為市場はドルの売り買いが交錯する展開となった。USD/JPYは欧州タイムから強まったドル売り圧力を背景に、11月2日以来となる120.34レベルまで下落。しかし、NY時間では米国株式と米金利がともに反発したこともあり、ドル売りが一服。USD/JPYは121円台へ再上昇する局面が見られた。EUR/USDも「ドル売り→ドルの買戻し」という地合いとなり、1.10を挟んだレンジ相場は変わらず。

NY原油先物相場は一時1バレル=34ドル台に値下がりする局面が見られたが、さすがに行き過ぎの感もありその後は買戻し優勢に。36.31ドル(前日比+1.94%)で取引を終了した。

チャート

筆者の想定よりも早くドルロングを解消する動きが出始めている。「国際商品市況の低迷+株安」という現状(リスクオフムードが強まっている状況)に加え、15-16日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)後、利上げペースが相当緩慢になるとの市場観測も台頭すれば(その可能性は高い)、米債券市場でのポジション調整(ショートポジションの巻き戻し)圧力が強まろう。外為市場では「リスクオフ」プラス「米債券市場でのポジション調整」が合わさることで、短期的にドル売りが加速する展開が想定される。

そのような展開となれば、USD/JPYは118円台の維持が再び焦点として浮上する展開が想定される。EUR/USDは日足の一目/雲、リトレースメント50.00%及び61.80%(8月-12月高安)のテクニカルポイントを尽くを突破し、1.14台へ再上昇する可能性があろう。

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