個別銘柄レポート:アルファベット(GOOGL)

2015/12期2Qは増収増益、グーグルは持ち株会社アルファベット傘下で透明性高める

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ナスダック | インターネット| 業績レビュー

BLOOMBERG GOOGL | REUTERS GOOGL.O

  • グーグルが発表した2015/12期2Q(4-6月)業績は、売上高が前年同期比11.1%増の177.3億USD、純利益は同17.3%増の39.3億USDとなった。EPSは6.99USDと、市場予想の6.73USDを上回った。
  • セグメント別の売上高は主力の自社ウェブサイトが同13.4%増の124.0億USD、提携サイトは同1.6%増の36.2億USD、広告以外の収入は同17.0%増の17.0億USDとなった。
  • グーグルは10/2、新しい持ち株会社「アルファベット」への移行完了を発表。子会社として「アルファベット」の傘下に入った。2015/12期3Q以降、グーグルとそれ以外の傘下企業に分けた決算が発表されるため、投資家は透明性の高まりに期待している。

What is the news?

グーグルが発表した2015/12期2Q(4-6月)業績は、売上高が前年同期比11.1%増の177.3億USD、純利益は同17.3%増の39.3億USDとなった。EPSは6.99USDと、市場予想の6.73USDを上回った。モバイル広告とプログラマティック広告(プログラミングにより広告枠を自動で売買し、広告の出し手と買い手をマッチングする手法)が堅調で、主力の広告収入が伸びた。
セグメント別の売上高は主力の自社ウェブサイトが同13.4%増の124.0億USD、提携サイトは同1.6%増の36.2億USD、広告以外の収入は同17.0%増の17.0億USDとなった。
自社ウェブサイトでは1クリック当たりの単価(広告主がグーグルに支払う費用)は同16%減少となったものの、クリック数が同30%増と大幅に伸びた。


How do we view this?

市場が拡大しているオンラインビデオ広告では、傘下の動画配信サイト、ユーチューブに恩恵が集まりそうだ。ユーチューブの視聴時間は前年比で60%増加。特にモバイルからの利用が伸びており、視聴者数(18-49歳)でケーブルテレビ各局を上回る成長となった。ただ、モバイル広告をブロックする拡張機能やアプリの存在には注視する必要があろう。
グーグルは10/2、新しい持ち株会社「アルファベット」への移行完了を発表。子会社として「アルファベット」の傘下に入った。CEOにはラリー・ペイジ氏が就任。2015/12期3Q以降、グーグル(主力の検索事業と、グーグルマップ、ユーチューブなどが含まれる)とそれ以外の傘下企業に分けた決算が発表されるため、投資家は透明性の高まりに期待している。


会社概要

2015/10、持ち株会社として設立し、傘下にグーグルをもつ。グーグルは1998年設立、世界最大のウェブサーチエンジンのプロバイダーである。ウェブ画像、グループ、ディレクトリ、ニュース検索など、さまざまな検索オプションを提供している。
主要なテクノロジーサービスは、検索・広告・クラウド コンピューティング(Apps ) ・モバイルAndroid・グーグルクロム・自動翻訳などのその他サービスなど。

企業データ(2015/10/5)

ベータ値1.26
時価総額(百万USD) 450,697
企業価値=EV(百万USD) 381,741
3ヵ月平均売買代金(百万USD) 1,401
 

主要株主(2015/10)(%)

1.PAGE LAWRENCE E 6.29
2.BRIN SERGEY 6.13
3.BLACKROCK 4.82
(出所:Bloombergをもとにフィリップ証券作成)



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本レポートの作成者:公益社団法人日本証券アナリスト協会検定会員庵原浩樹
フィリップ証券リサーチ部アナリスト袁鳴
フィリップ証券リサーチ部アナリスト北浦優子
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