個別銘柄レポート:Facebook

2015/12期3Qは最高益を更新、通期は39.2%増収、9.5%増益へ

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ニューヨーク | インターネットメディア | 業績レビュー

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  • 2015/12 期3Q(7-9月)は、売上高が前年同期比40.5%増の45.0億USD、純利益は同11.2%増の9.0億USDと何れも四半期として過去最高を更新した。
  • モバイルユーザー数の増加に伴い、スマホなど携帯端末を通じた広告収入が好調で売上高を押し上げた。ただ、研究開発費用が大幅に増加し一部の利益を圧迫した。
  • 2015/12通期の市場予想は、売上高が前期比39.2%増の173.5億USD、純利益は同9.5%増の32.0億USDである。

What is the news?

2015/12 期3Q(7-9月)は売上高や純利益が何れも四半期として過去最高を更新した。VR(仮想現実)やAI(人工知能)といった分野へ進出しているほか、220億USDでメッセージアプリの「ワッツアップ」を買収したコストに関わらず、売上高は前年同期比40.5%増の45.0億USDとなった。純利益は同11.2%増の9.0億USD、EPSは0.57USDと市場予想の0.52USDを上回った。また、世界の月間アクティブユーザーは同14.8%増の15億5,000万人となった。
注力した主力の広告事業は好調で、同事業の売上高が同45.4%増の43.0億USDと全売上高の9割強を占めている。また、写真共有アプリ「インスタグラム」向けの広告事業も好調だった。一方、販管費や研究開発費などを含むコストは同68.4%増の30.4億USDと嵩んだ。ただ、同社CEOは「長期的な視点で技術革新や投資に取り組んでいる」と述べ、同社は今後の成長に向けて積極的な研究開発投資を進めている。
3Qのユーザー数の伸びも好調だった。月間アクティブユーザーは14.8%増の15億5,000万人。デイリーアクティブユーザーは同16.9%増の10億100万人。モバイルデイリーアクティブユーザーは同27.2%増の8億9,400万人となった。


How do we view this?

2015年通期の費用は2014年比55-70%増を見込み、データセンターの増強を中心とする設備投資も27億-32億USD へ。また、写真共有アプリの「インスタグラム」、メッセージアプリの「メッセンジャー」と「ワッツアップ」の機能の開発・拡充を目指している。2015/12通期の市場予想は、売上高が前期比39.2%増の173.5億USD、純利益は同9.5%増の32.0億USDである。


会社概要

2004年に創業されたソーシャルネットワーク・ウェブサイトの運営会社。人々にコミュニケーションを通じて、アクセス可能な世界を提供することを使命としている。フェイスブックを利用することで、友人や家族との繋がりを通して世界中の出来事を知り、共有し、思いや感情を表現することが可能となる。アジア・環太平洋、欧州、米国・カナダを中心に展開している。

企業データ(2015/11/9)

ベータ値0.83
時価総額(百万USD) 305,345
企業価値=EV(百万USD) 239,431
3ヵ月平均売買代金/日(百万USD) 3,001
 

主要株主(2015/11)(%)

1.FMR LLC 6.42
2.VANGUARD GROUP, INC. 5.31
3.STATE STREET CORPORATION 3.54



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フィリップ証券リサーチ部アナリスト袁鳴
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