個別銘柄レポート:フェデックス

積極投資で事業規模の拡大が注目される

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BLOOMBERG FDX:US | REUTERS FDX.N

  • 2016/5期4Q(3-5月)は売上高が前年同期比7.1%増の129.79億USD、純利益が同▲7,000万USDと前年同期の▲8.95億USDから大幅に赤字幅が縮小した。
  • 4事業は全て増収となった。主力のExpress事業(航空貨物)が増収を確保したほか、Ground事業(小口陸上輸送部門)は同2桁増収と好調だった。
  • 2017/5通期の会社計画は特別項目を除く調整後の希薄化ベースのEPSが11.75-12.25USD、設備投資が約51億USD、主力のExpress事業の営業利益率は11.3%を見込んでいる。市場予想は売上高が前期比19.0%増の599.52億USD、純利益が同74.5%増の31.76億USDである。

What is the news?

2016/5期4Q(3-5月)は売上高が前年同期比7.1%増の129.79億USDとなった。主力のExpress事業の売上高が前年同期比増収を確保したほか、2桁増収となったGround事業は全体に寄与した。営業損益は前年同期の▲13.21億USDから▲6,800万USDに改善し、純利益も▲7,000万USDと前年同期の▲8.95億USDから大幅に赤字幅が縮小した。また、調整済みEPSは3.300USDと市場予想の3.284USDを上回った。
4事業は全て増収となった。売上構成比で51.7%を占めるExpress事業の売上高は同0.3%増の67.15億USDとなった。燃油サーチャージが低下し、為替はドル高と環境は厳しくなったものの、増収を確保。一方、米国内での小包業務が堅調でGround事業の売上高は同20.1%増の42.86億USDと好調だった。また、Freight事業(小口トラック貨物)は同2.3%増収の16.05億USDとなった。堅調な米国内事業が業績に寄与した。また、Services事業(セールス、マーケーティング、IT、顧客サービスなど)は同2.2%増の4.16億USDとなった。

 

How do we view this?

2017/5通期の会社計画はEPSが従来予想の10.70-10.90USDから11.75-12.25USDに引き上げた。また、同社は約51億USDの設備投資でGround事業の物流ネットワークの拡大や航空機運送の整備などに投じる計画があり、事業規模の拡大が期待される。通期の市場予想は売上高が前期比19.0%増の599.52億USD、純利益が同74.5%増の31.76億USDである。

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配当予想(USD) 1.61 (予想はBloomberg)
終値(USD) 159.45 2016/9/14

会社概要
1971年設立、物流会社として世界最大手である。空路や地上で、重量貨物やドキュメントなどの物流サービスを提供。同社は、世界のネットワークを通じて速達便、陸上小包運送、小口貨物航空運送、税関仲介サービス、取引支援、サプライチェーン管理、eコマース・ソリューションなどを提供している。

企業データ(2016/9/14)
ベータ値1.09
時価総額(百万USD) 42,342
企業価値=EV(百万USD) 52,675
3ヵ月平均売買代金(百万USD) 220.10
 

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主要株主(2016/9) (%)
1. Smith Frederick Wal l 7.35
2. Vanguard Group 6.24
3. Primecap Management 6.00
(出所:Bloombergをもとにフィリップ証券作成)



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フィリップ証券リサーチ部アナリスト袁鳴
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