個別銘柄レポート:スターバックス

世界で積極出店を継続へ、業績拡大に期待したい

IGM_Homepage_Banner_Starbucks_442x200px

ナスダック| 外食 | 業績レビュー

BLOOMBERG SBUX:US | REUTERS SBUX.O

  • 2015/9期4Q(7-9月)は売上高が前年同期比17.6%増の49.1億USD、純利益が同11.0%増の6.5億USDとなった。
  • 全世界の既存店売上高は同8%増。米州が同8%増、中国・アジア太平洋地区が同6%増、EMEA(欧州、中東及びアフリカ)が同5%増となった。
  • 2016/9通期の市場予想は売上高が前期比12.9%増の216.4億USD、純利益が同2.1%増の28.2億USDである。

What is the news?

2015/9期4Q(7-9月)は売上高が前年同期比17.6%増の49.1億USD、営業利益が同13.4%増の9.7億USD、純利益が同11.0%増の6.5億USDとなった。EPSは0.43USDで市場予想と一致した。主力の米州を中心に既存店売上高が順調に増加したほか、中国・アジア太平洋やEMEAの既存店売上高の伸びも堅調だった。全世界の既存店売上高は同8%増だった。主力の米州が同8%増、中国・アジア太平洋地区が同6%増、EMEAが同5%増といずれも堅調に伸びた。また、4Qに世界の新規出店数は524店となり、世界68ヵ国で2万3,043店舗を展開している。
4Qは4セグメントのうち3セグメントが増収だった。米州の売上高は同11.3%増の33.8億USD、既存店売上高の増加や新規店舗の売上高が寄与した。中国・アジア太平洋の売上高は同2.1倍の6.5億USDと好調だった。完全子会社化されたスターバックスジャパンの業績が計上されたことが大きく寄与した。また、チャンネル デベロップメント( Channel Development(※))の売上高は同14.4%増の4.6億USDと好調に推移し、全体のほぼ1割を占めている。一方、EMEAの売上高は同4.2%減の3.1億USDとなった。
(※)Channel Development:雑貨店、コンビニエンスストア、専門小売店など様々な販路を通じてコーヒー、紅茶及び清涼飲料品をTazoStarbucks Refreshersなどのブランドとして販売する事業。


How do we view this?

2016/9期1Q(2015/10-12)の会社予想EPSは0.44-0.45USD、2016/9通期のEPSが1.87-1.89USDを見込んでいる。また、2016/9通期の会社計画は世界既存店増収率が1桁半ばをやや上回る見通し。新規出店は1,800店舗を予定している。地域別では、米州が約700店舗、中国・アジア太平洋は約900店舗、欧州、中東及びアフリカは約200店舗の出店となる見通し。出店の拡大により、今後の収益動向に注目したい。

配当予想(USD) 0.82 (予想はBloomberg)
終値(USD) 61.13 2015/12/29

会社概要
1971年にシアトルで開業した世界最大のコーヒーチェーン店。自社ブランドコーヒーの販売を中心に小売店を運営している。カタログ販売、スーパー、ネットを通じた販売も行っている。傘下の子会社や提携先を通じて、独自ブランドの高級コーヒー、お茶なども提供している。

企業データ(2015/12/29)

ベータ値0.89
時価総額(百万USD) 90,766
企業価値=EV(百万USD) 91,504
3ヵ月平均売買代金(百万USD) 524.00


主要株主(2015/12) (%)

1. FMR LLC 6.91
2. Vanguard Group Inc 5.55
3. BlackRock 5.48
(出所:Bloombergをもとにフィリップ証券作成)




【レポートにおける免責・注意事項】
本レポートの発行元:フィリップ証券株式会社〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町4番2号
TEL:03-3666-2101 URL: http://www.phillip.co.jp/
本レポートの作成者:公益社団法人日本証券アナリスト協会検定会員庵原浩樹
フィリップ証券リサーチ部アナリスト袁鳴
当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。フィリップ証券は、レポートを提 供している証券会社との契約に基づき対価を得ております。当資料に記載されている内容は投資判断の参考として筆者の 見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものではありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身 の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害につ いても責任を負いません。当資料の一切の権利はフィリップ証券株式会社に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じま す。
<日本証券業協会自主規制規則「アナリスト・レポートの取扱い等に関する規則平14.1.25」に基づく告知事項> 本レポートの作成者であるアナリストと対象会社との間に重大な利益相反関係はありません。

本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありませ ん。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。

無断で複製、配布等の著作権法上の禁止行為に当たるご使用はご遠慮ください。

投資手法・戦略ガイド

  • 「売り」取引とは

    売りポジションの保有から取引をスタートする事により下落市場で利益を得たり、既に保有している金融資産のリスクヘッジを行うことができます。このセクションでは「売り」取引の仕組みについて学びます。

  • トレンド

    アナリストがどのようにチャートを使っているのかを学び、投資家の行動を勉強し市場パターンを理解しましょう。利用可能な様々なチャートの使い方を学習し、チャートが示す価格パターンを確認します。

  • レバレッジと証拠金

    ここでは、IG証券の取引プラットフォームを紹介し、多様な資産クラスを提供するCFDを有効に取引するための方法について説明いたします。また、ストップ注文やリミット注文などの機能、レバレッジ取引の仕組みについても解説いたします。