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個別銘柄レポート:アクティビジョン・ブリザード

2017年度もゲームと関連事業への投資が続き、収入が拡大する見通し

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ナスダック | ソフトウェア | 業績レビュー

BLOOMBERG ATVI:US| REUTERS ATVI.O

  • 2017/12期1Q(1-3月)は、売上高が前年同期比18.6%増の17.26億USD、純利益が同17.4%増の4.26億USDとなった。
  • 主力のゲーム販売では、「Activision」部門は前年同期比約4割減収となったが、「Blizzard」部門と「King」部門は何れも好調に推移し、減収分を補った。
  • 2017/12通期の市場予想は売上高が前期比2.4%減の64.52億USD、純利益が同23.8%減の7.36億USDと減収減益の見通しであるが、2018/12通期は増収増益の見通しである。


What is the news?

2017/12期1Qは、売上高が前年同期比18.6%増の17.26億USD、純利益が同17.4%増の4.26億USDとなった。調整後EPSは0.310USD と市場予想の0.211USD を上回った。主力の「Blizzard」部門は同50%増収と全体の売上をけん引した。オンラインのロールプレイゲーム「World of Warcraft」、アクションシューティングゲーム「Overwatch」の収入が好調に伸びた。
主力のゲーム販売(ライセンス収入を除くベース)では3部門のうち2部門は増収となった。家庭用ゲーム機向けゲームソフトを中心に展開する「Activision」部門は前年同期比40.3%減収の2.15億USDとなった。PC上のインターアクティブゲーム、オンライン対戦ゲームを開発する「Blizzard」部門は同50%増の4.41億USDとなった。また、モバイルデバイス上の娯楽ゲームに注力する「King」部門が同2.3倍の4.74億USDとなった。
ゲームソフトや関連サービスの販路別では、店頭販売の売上高が前年同期比44.0%減となった一方、デジタルオンラインを通じた売上高が同49.7%増の13.86億USDと全体の8割超を占めている。その他は48.9%増と好調。また、地域別の販売動向では、主力の米州は同23.4%増の9.29億USDと引き続き全体をけん引した。EMEA地域(ヨーロッパ、中東及びアフリカ)は同6.3%増収に留まったが、アジアパシフィックは同34.3%増と拡大した。

How do we view this?

2017年度もゲームの開発、関連商品、eスポーツ(ゲーム対戦大会)への投資が続き、収入が拡大する見込み。2017/12通期の会社計画は売上高が61億USD、EPSが0.88USDとなる見通し。通期市場予想は売上高が前期比2.4%減の64.52億USD、純利益が同23.8%減の7.36億USDと減収減益の見通しであるが、2018/12通期は増収増益の見通しである。

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配当予想(USD) 0.15 (予想はBloomberg)
株価(USD) 59.80 2017/6/5

会社概要
2007年に合併で設立、世界的なゲームソフト大手。インタラクティブ娯楽ソフトウェアと周辺機器の開発、製作、販売を手掛ける。製品は、アクション、アクションスポーツ、レース、ロールプレイ、シミュレーション、音楽ベースゲームとストラテジーなど多岐にわたる。「Warcraft 」、「World of Warcraft 」、「Sta rCraft 」や「Diablo」などの人気シリーズがある。

企業データ(2017/6)
ベータ値1.03
時価総額(百万USD) 45,069
企業価値(百万USD) 46,214
3ヵ月平均売買代金(百万USD) 365.30
 

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主要株主(2017/6) (%)
1. FMR 14.87
2. BlackRock 6.49
3. Vanguard 6.13
(出所:Bloombergをもとにフィリップ証券作成)


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本レポートの作成者:公益社団法人日本証券アナリスト協会検定会員庵原浩樹
フィリップ証券リサーチ部アナリスト袁鳴
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