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米国ウィークリー 2017/4/4号

良好な景気指標確認となればリスクオンへ!

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  • トランプ政権による政策実現への懸念が生じたが、主要株価指数は過去5営業日で堅調な推移となった。中でもナスダックはこの間に1.42%の上昇とNYダウ、S&P500に比べ高い上昇率となった。

    ナスダック採用銘柄で時価総額の大きいアップル(AAPLの株価が140ドル台に乗せ、アマゾン・ドット・コム(AMZNは3/31現在、過去5営業日で4.89%上昇し886.54ドルと900ドルに迫るなど、両社とも連日の最高値更新となった。投資環境に不透明感が残る中で、両社への資金流入が続く可能性もあり、引き続き動向が注目される。NYダウは、小動きだが底堅い展開が続いている。
  • また、S&P500種の業種別ではエネルギーセクターが大幅に上昇。WTI原油先物価格が4日連騰し50ドル台を回復した。米エネルギー省による週間統計で、在庫の増加が鈍化したことが確認され、OPECを中心とした協調減産の期間延長の観測が浮上し同原油価格は過去5営業日で5.5%の上昇となった。同省のエネルギー情報局(EIA)の短期見通しでは、世界の原油需給は2017年の前半に均衡に近付くとの見通しが出されており、年初来高値の50ドル台半ば水準に向けた動きとなる可能性もあろう。

    4月月初発表の3月の重要経済指標では、ISM景気指数の製造業、非製造業とも高水準維持が見込まれ、4/7の雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比17.5万人増(2月は同23.5万人増)、平均時給は前年同月比2.7%増(2月は同2.8%増)が予想されている。市場予想並のデータが確認されれば、景気動向への安心感から投資家のリスク許容度が高まるものと予想する。3月月間ベースではS&P500が0.04%下落し、24業種分類の業種別で半導体・同製造装置、消費者サービス、テクノロジー・ハード・機器などが上昇の一方、銀行、運輸、各種金融(証券など)が下落。NYダウは0.72%下落し、アップル(AAPL)ウォルト・ディズニー(DIS)マイクロソフト(MSFT)などが買われ、ゴールドマン・サックス(GS)シェブロン(CVX)キャタピラー(CAT)などが売られた。業績見通しからハイテクは引き続き注目だが、リスクオンとなれば3月に売られた前述のセクターや銘柄への資金流入が強まる可能性があると見ている。(庵原)
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S&P500業種別およびNYダウ構成銘柄の騰落率(3/31現在)

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主な企業決算 の予定
●4月5日(水):モンサント

主要イベントの予定
●4月4日(火) :
2月の貿易収支
2月の製造業受注
●5日(水) :
FOMC議事録(3/14-15分)
3月のADP雇用統計
3月のISM非製造業景況指数
FRB年次ストレステスト大手34行の資本計画やストレステスト結果の提出期限
・ユーロ圏3月の総合PMI(改定値)
●6日(木) :
中国国家主席が訪米、トランプ大統領と会談(4/7まで)
・米新規失業保険申請件数(4/1終了週)
ECB議事要旨
・独2月の製造業受注
●7日(金) :
3月の雇用統計
・2月の消費者信用残高
・ユーロ圏財務相会合(ユーログループ、マルタ)
●10日(月) :
3月の労働市場情勢指数(LMCI
・G7エネルギー相会合

(Bloombergをもとにフィリップ証券作成)


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フィリップ証券リサーチ部アナリスト袁鳴
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