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個別銘柄レポート:ロッキード・マーチン

17年度国防費拡大の見込み、主力機種の受注増が期待される

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ニューヨーク | 軍需・宇宙航空開発 | 業績レビュー

BLOOMBERG LMT:US | REUTERS LMT.N

  • 2016/12期4Q(10-12月)は、売上高が前年同期比19.4%増の137.52億USD、純利益が同5.9%増の9.88億USDとなった。調整後EPS は3.250USD と市場予想の3.055USDを上回った。
  • 4事業のうち3事業が2桁増収。ミサイル・射撃制御(MFC)事業が減益となったが、主力の航空事業やロータリー&ミッションシステム(RMS)事業は何れも2桁増収で、全体の売上高を押し上げた。
  • 2017/12通期の市場予想は売上高が前期比6.1%増の501.39億USD、純利益が同30.0%減の37.11億USDであるが、2018/12通期では純利益が同9.7%増の40.72億USDの見通し。2017/12通期会社計画は売上高が494億-506億USD、営業利益が55.95億-57.15億USDへ、調整後EPSが12.25-12.55USDである。

What is the news?

2016/12期4Qは、売上高が前年同期比19.4%増の137.52億USD、営業利益が同29.8%増の14.28億USD、純利益が同5.9%増の9.88億USDとなった。調整後EPS は3.250USD と市場予想の3.055USDを上回った。ミサイル・射撃制御(MFC)事業が減益となったが、主力の航空事業やロータリー&ミッションシステム(RMS)事業は何れも2桁増収となり、全体の売上高を押し上げた。

セグメント別で、4事業のうち3事業が2桁増収。主力の航空事業は前年同期比23.3%増収の54.07億USDと全体の39.3%を占めた。主力製品の戦闘機F-35の需要増で同機種の売上高が約6.4億USDとなったほか、多用途戦闘機F-16の売上高も1.6億USDと好調。また、輸送機C-130や超大型長距離輸送機C-5の引き渡し機数の増加も寄与した。地上、空中や海面下の武器や設備向け、アプリケーションを提供するロータリー&ミッションシステム(RMS)事業は同36.8%増収の38.09億USDと好調。傘下に収めた元ユナイテッド・テクノロジーズ(UTC)のヘリコプター製造部門シコルスキーの売上高が12億USDとなり売上拡大に貢献した。宇宙システム事業は同16.7%増収の27.79億USDとなった。一方、射撃制御システムやミサイルの引き渡しの減少によりミサイル・射撃制御(MFC)事業は同10.8%減収の17.57億USDとなった。

 

How do we view this?

米下院は2017会計年度の国防総省歳出法案を可決した。同法案が成立すれば、同社のF-35の受注が増える見込み。2017/12通期の市場予想は売上高が前期比6.1%増の501.39億USD、純利益が同30.0%減の37.11億USDであるが、2018/12通期では純利益が同9.7%増の40.72億USDの見通し。2017/12通期会社計画は売上高が494億-506億USD、営業利益が55.95億-57.15億USDへ、調整後EPSが12.25-12.55USDである。

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配当予想(USD) 6.98 (予想はBloomberg)
株価(USD) 267.72 2017/3/8

会社概要
1995年に設立した航空機や宇宙船の製造会社。世界 トップクラスの軍需企業として宇宙、航空、電気通信、情 報サービス、エネルギーやITソリューションなど幅広い事 業を手がけている。

企業データ(2017/3/8)
ベータ値0.77
時価総額(百万USD) 77,723
3ヵ月平均売買代金(百万USD) 362.33

主要株主(2017/3) (%)
1.State Street Corp 16.75
2.Capita l Group Companies Inc 13.19
3.BlackRock 6.63
(出所:Bloombergをもとにフィリップ証券作成)


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本レポートの作成者:公益社団法人日本証券アナリスト協会検定会員庵原浩樹
フィリップ証券リサーチ部アナリスト袁鳴
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