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個別銘柄レポート:マイクロン・テクノロジー

台湾でDRAM生産に投資、世界的な生産基地へ

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ナスダック | 半導体装置| 業績レビュー

BLOOMBERG MU:US | REUTERS MU.OQ

  • 2017/8期1Q(9-11月)は売上高が前年同期比18.5%増の39.70億USDとなった。純利益は同12.6%減の1.80億USDと減益だったが、調整後EPSが0.320USDと市場予想の0.269USDを上回った。
  • 4事業全て2桁の増収で好調。微小メモリー、メモリコンピュータの制御卓などのけん引で主力のパソコンやネットワーク事業が好調。
  • 2017/8期の市場予想は売上高が前期比45.8%増の180.83億USD、純利益が26.61億USDと前期の▲2.76億USDから大幅に黒字に転じる見通し。

What is the news?

2017/8期1Qは売上高が前年同期比18.5%増の39.70億USD、営業利益が同54.7%増の3.59億USDとなった。一方、純利益は同12.6%減の1.80億USDと減益だったが、調整後EPSが0.320USDと市場予想の0.269USDを上回った。モバイルやパソコン部品の需要が改善しており、半導体メモリーの売上が回復した。販売管理費の抑制が奏功したが、販売コスト、研究開発費などが大幅に増加し純利益を押し下げた。

事業別では、主力のパソコンやネットワーク事業は前年同期比17.6%増収の147億USDと全体売上高の37%を占めた。20nm(ナノメートル)の微小メモリー、メモリコンピュータの制御卓などの販売は堅調だったほか、クラウドや画像処理プロセッサGPUの需要増も寄与した。モバイル事業は同53.5%増の10.3億USDとなった。低電圧・低消費電力のDRAM(半導体記憶素子)とモバイル向けのNAND型フラッシュメモリーの販売が好調に推移した。埋め込み半導体の関連事業は同12.7%増の5.78億USDとなった。家庭用の自動化関連製品とカメラなどがけん引し、自動車向けの埋め込み半導体の需要も引き続き伸びた。また、半導体メモリー事業は同13.5%増の8.6億USDとなった。好調なNAND型フラッシュメモリーやSSD型メモリーの販売が寄与した。

 

How do we view this?

同社は台湾DRAM大手の「南亜科技」と合弁で設立した「華亜科技」を完全子会社化した。台湾への投資が約1,300台湾ドルとなり、DRAMの世界的な生産基地の建設を目指している。2017/8期2Q(2016/12-2017/2)の会社計画は売上高が43.5億-47.0億USDと市場予想の41億USDを上回る見通し。また、同社は2Qの営業利益を8億-9億USD、粗利益率を31%-34%、調整後EPSを0.58-0.68USD見込んでいる。2017/8通期の市場想は売上高が前期比45.8%増の180.83億USD、純利益が26.61億USDと前期の▲2.76億USDから大幅な黒字に転じる見通し。

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配当予想(USD) 0.00 (予想はBloomberg)
株価(USD) 17.13 2016/10/14

会社概要
1978年設立の半導体メーカー。子会社を通じて、 DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメ モリー)、SRAM(記憶保持動作が不要な同メモリー) 、フ ラッシュ・メモリーなどの半導体部品やメモリーモジュー ル を製造、販売している。

企業データ(2016/10/14)
ベータ値1.50
時価総額(百万USD) 17,788
企業価値=EV(百万USD) 23,733
3ヵ月平均売買代金(百万USD) 419,658
 

主要株主(2016/10) (%)
1. Vanguard Group 7.57
2. BlackRock 6.78
3. Primecap Management 5.68

(出所:Bloombergをもとにフィリップ証券作成)



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本レポートの作成者:公益社団法人日本証券アナリスト協会検定会員庵原浩樹
フィリップ証券リサーチ部アナリスト袁鳴
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