個別銘柄レポート:コーチ

ドル高の影響も2017年通期は会社予想が2桁の増益

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BLOOMBERG COH:US| REUTERS COH.N

  • 2017/6期2Q(10-12月)は売上高が前年同期比3.8%増の13.21億USD、純利益が同17.1%増の1.99億USDだった。調整後EPS は0.750USD と市場予想の0.742USDを上回った。
  • 本業の「COACH」ブランドは増収を確保し、「Stuart Weitzman」ブランドは同2桁増収と好調になった。主力の北米市場は小幅増収となったほか、中国や欧州など海外主要市場も貢献した。
  • 2016/6通期の市場予想は売上高が前期比1.2%増の45.43億USD、純利益が同29.1%増の5.94億USDである。

What is the news?

2017/6期2Qは売上高が前年同期比3.8%増の13.21億USD、純利益が同17.1%増の1.99億USDだった。調整後EPS は0.750USD と市場予想の0.742USDを上回った。主力の北米の既存店売上高は同3%増と堅調に推移した。地域別の売上高では、北米が同2%増。本業の「COACH」ブランドは同2.0%増収、傘下の高級靴「Stuart Weitzman」は同2桁増収と好調になった。
事業別では、本業「COACH」ブランドの売上高は前年同期比2.0%増の12億USDと全体の90.8%を占めている。「COACH」ブランドの売上高の半分以上を占める北米市場は同2.0%増収の7.44億USD、海外市場は同3.0%増収の4.48億USDと堅調に推移した。中国はドル高の影響で横ばいだったが、為替変動の影響を除けば同6%増中国大陸市場の販売が引き続き堅調に伸び、香港やマカオなど中華圏市場も前年同期より大きく成長した。欧州や日本市場での販売は引き続き好調に伸びた。また、「Stuart Weitzman」の売上高は同25.5%増の1.18億USDとなった。同ブランドの小売販売が好調に推移し、卸売販売も貢献した。

How do we view this?

2017/6通期の会社計画はドル高の影響で海外売上高が目減りすると見ているため、売上高成長率を従来予想の「1桁台前半から半ば」から「1桁台前半」に修正した。会社側は純利益と調整後共にEPSが2桁増通を見込んでいる。通期の市場予想は売上高が前期比1.2%増の45.43億USD、純利益が同29.1%増の5.94億USDである。

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配当予想(USD) 1.27 (予想はBloomberg)
株価(USD) 38.07 2017/2/10

会社概要
1941年にNYで創業された高級皮革製品メーカーであ る。バッグ、カバン、アクセサリー、レザー上着、手袋な どのほか、時計、靴、香水、眼鏡なども手掛けている。

企業データ(2017/2)
ベータ値1.06
時価総額(百万USD) 10,683
企業価値(百万USD) 9,438
3ヵ月平均売買代金(百万USD) 127

主要株主(2017/2) (%)
1. Vanguard Group 9.45
2. T Rowe Price Group 7.93
3. BlackRock 6.08

(出所:Bloombergをもとにフィリップ証券作成)


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本レポートの作成者:公益社団法人日本証券アナリスト協会検定会員庵原浩樹
フィリップ証券リサーチ部アナリスト袁鳴
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