個別銘柄レポート:コストコホールセール

会員カードの提携変更による集客力向上と新規出店に注目したい

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ナスダック | 小売 | 業績レビュー

BLOOMBERG COST:US| REUTERS COST.OQ

  • 2016/8期4Q(6-8月)は売上高が前年同期比2.2%増の365.6億USD、営業利益が同3.0%増の11.91億USD、純利益が同1.6%増の7.79億USDとなった。
  • 16週の既存店売上高が同横ばいとなったが、ガソリンや為替変動の影響を除けば調整後の既存店売上高が同3%増となった。
  • 2017/8通期の市場予想は売上高が前期比7.4%増の1,274.70億USD、純利益が同11.0%増の26.09億USDである。


What is the news?

2016/8期4Qは売上高が前年同期比2.2%増の365.6億USD、そのうち純販売収入が同2.1%増の357.28億USD、会員費収入が同6.0%増の8.32億USDとなった。商品原価と販売管理費は小幅増に留まり、営業利益が同3.0%増の11.91億USD、純利益が同1.6%増の7.79億USDとなった。調整後EPSは1.770USD と市場予想の1.726USD を上回った。
16週の既存店売上高が同横ばいとなったが、ガソリンや為替変動の影響を除けば調整後の既存店売上高が同3%増となった。そのうち米国は同2%増、その他海外市場が同1%増にとどまったが、カナダは同5%増と寄与した。また、会員の更新率はアメリカとカナダが90%、カナダ以外の海外が88%となった。
新聞報道によれば、コストコ会員カードも併用したアメリカン・エクスプレスのクレジットカード「コ・ブランド・カード」1,140万枚(750万のアカウントに相当)がシティ・ビザのカードに変更され、そのうち85%のアカウントが既に使用されている。また、6月の変更後、110万の新規会員はシティ・ビザを申込み、そのうち既に使われているアカウントが73万に達した。シティ・ビザのクレジットカードの変更によりコストコ会員のメリットとしてキャッシュバック・リワードの還元率が増加するなどから、集客力がより向上すると見られる。


How do we view this

2016/8末、主力の米州で米国とプエルトリコ501店、カナダ91店、メキシコ36店を中心に展開し、世界の店舗数が715店と前期比29店舗を増やした。2016/12末まで、新規9店舗(1店舗移転を含む)をオープンする予定で動向に注目したい。2017/8通期の市場予想は売上高が前期比7.4%増の1,274.70億USD、純利益が同11.0%増の26.09億USDである。

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配当予想(USD) 1.78 (予想はBloomberg)
株価(USD) 150.15

会社概要
1983年設立の会員制倉庫型卸売・小売会社。複数の国で店舗を運営している。主に食品、自動車用品、玩具、ハードウエア、 スポーツ用品、宝石類、電子機器、衣料品、ヘルスケア用品、化粧品などを販売している。

企業データ(2016/10/14)
ベータ値0.91
時価総額(百万USD) 65,635
企業価値(百万USD) 66,330
3ヵ月平均売買代金(百万USD) 353,480

主要株主(2016/10) (%)
1. Vanguard Group 6.82
2. Cos tco Wholesale 5.83
3. BlackRock 5.76



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本レポートの作成者:公益社団法人日本証券アナリスト協会検定会員庵原浩樹
フィリップ証券リサーチ部アナリスト袁鳴
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