FX価格に影響を与える要因

FXの価格は何に影響を受けるのでしょうか。主な6つの要因について見ていきましょう。

1. 需要と供給

FXの価格は、その通貨に対する需要と供給で決まります。たとえば、米ドルの上昇は、より多くの人が米ドルの需要が供給を上回り価格が上昇すると予想し、その結果ある通貨で米ドルを買う人が増える現象を意味します。

同様に、米ドルの供給が需要を上回る場合、人々は米ドルの価格が下落すると予想し、その結果米ドルが売られます。つまり、需要が供給を上回れば価格が上昇し、需要が供給を下回れば(供給が需要を上回れば)価格が下落します。

2. 中央銀行

FXの価格はその通貨を発行する中央銀行が設定する政策金利からも大きな影響を受けます。中央銀行は経済・金融政策のために政策金利をコントロールしており、一般的に高い政策金利が設定されている国の通貨は、保有することでリターンを得られる(金利を獲得できる)ため投資家に人気があります。政策金利を高く設定することでその通貨が多く買われる(より多くの資金が集まる)ため、集まったお金が経済活動に回り、経済が潤う仕組みです。

しかし同時に、金利が高いということはお金を借りるハードルが上がることも意味します。低金利の状態と比較して高金利の状態では、お金を返す時に必要な利息が増えるためです。

中央銀行のもう一つの金融政策に通貨供給量(マネーサプライ)を増やして量的緩和を行う政策があります。この量的緩和もFXの価格に影響を与えるものと見なされています。

3. 経済指標

当然ながら、経済指標、つまり経済の状態もFXの価格に大きな影響を与えます。

各国によるインフレーション率やGDP(国内総生産)、製造業景況感指数、雇用者数増減や失業率など、景況感や雇用状態を示す経済指標もFXの価格に影響を与える要素の一つです。

例えばユーロ圏のインフレ率が2%以上になった際、投資家は政策金利が高く設定されることを想定してユーロを買います。それにより、ユーロの需要が高まり、ユーロが米ドルに対し上昇、ユーロ高となることが予想されます。

4. 信用格付け

信用格付け会社による国の信用格付けもFXの価格にに影響を与える大きな要因となります。

投資家はもちろんリスクを抑えて投資をしたいと考えています。そのため、債務履行できるかという信用力を測る国の信用格付けは、その国(いわば通貨)のリスクを測る尺度であり、投資家がFX取引をする際の目安の一つとなります。国の信用格付けが低い国の通貨より、信用格付けの高い国の通貨の方が保有リスクは低いと見なされています。

格付け機関により国の信用格付けが格上げされたり、格下げされる際にその価格に大きな変動をもたらすことがあります。

5. センチメント(市場心理)

FXの価格変動は全て実体ある要因に基づいている訳ではありません。時には、マーケット・センチメント(市場心理)が相場を動かすこともあります。ある通貨に対して強気な見方(上昇するという見方)をする人が多いほど、実際にその通貨が上昇するといった具合です。そのため、その銘柄に対して市場は強気と見ているか、弱気と見ているかを把握することは、将来の価格変動を予想する上でとても重要だと言えるでしょう。

6. 海外動向

海外の経済、社会、政治状況もFXの価格に影響を与える要因となります。たとえば中国で新しく大規模な道路建設が行われるというニュースがあったとしましょう。そのニュースでは、道路建設の材料はアメリカから輸入されると報じています。その場合、米ドルは、景況感の改善期待から買われる可能性が高いと言えるでしょう。

また、逆のことも起こり得ます。ある国の政治状況が不安定になったり経済状況が悪化した場合、投資家はその国の通貨を保有することをリスクと見なし、地政学リスクが比較的少ない安全資産と呼ばれるスイスフランや円を購入しようとします。

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